恐怖&強欲指数とは?相場心理の読み方をわかりやすく解説

恐怖&強欲指数とは?相場心理の読み方をわかりやすく解説 お金の言葉
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恐怖&強欲指数は、米国株式市場の投資家心理を0から100の数字で表した指標です。
CNN Businessが算出しており、0に近いほど市場が慎重に、100に近いほど強気に傾いていることを示します。

VIX指数が”値動きの荒さ”を測るのに対して、こちらは市場がどちらに傾いているかを測ります。
ただし、傾いていることと、次にどちらへ動くかは別の話です。

この記事では、7つの材料をどう合成しているか、数字をどう読むか、そしてなぜこれを逆張りの合図として使わないのかを整理します。

📝 この記事でわかること

✅ 恐怖&強欲指数=投資家心理を0〜100で表した指標
✅ 算出はCNN Business
✅ 7つの材料を組み合わせて1つの数字にしている
✅ 0に近いほど慎重、100に近いほど強気
✅ 測っているのは「いまの傾き」だけ
✅ 極端な値がいつまで続くかは分からない

恐怖&強欲指数の仕組みと読み方を解説する4コマ漫画
まぐ
まぐ

投資家の気持ちを数字にするって、そんなことできるん?

チャッピー
チャッピー

気持ちそのものは測られへんな。
実際に測ってるのは、市場に出てる7つの数字や。
それを合わせて「たぶんこっちに傾いてる」と表してるだけや。

恐怖&強欲指数とは?7つの材料を1つの数字にする

恐怖&強欲指数は、CNN Businessが公開している指標です。
米国株式市場を対象に、投資家心理を0から100の範囲で表します。

特徴は、複数の材料を合成していることです。
株価が過去の平均からどれくらい離れているか、上がっている銘柄と下がっている銘柄の数、値動きの荒さ、安全資産への資金の動きなど、性質の違う数字を組み合わせて1つにまとめています。

1つの数字だけを見るより、傾きの読み違いは減ります。
ただし、合成した結果が何を意味するかは変わりません。
いま市場がどちらに寄っているか、それだけです。

恐怖&強欲指数の基本

・CNN Businessが算出
・米国株式市場が対象
・0(慎重)〜100(強気)で表す
・7つの材料を組み合わせて算出する
・毎営業日に更新される

数字の読み方

0から100を、いくつかの帯に分けて読むのが一般的です。
0に近いほど慎重、100に近いほど強気という並びになります。

恐怖&強欲指数の0〜100を5段階に区切ったゲージ図。極度の恐怖0〜25、恐怖25〜45、中立45〜55、強欲55〜75、極度の強欲75〜100。傾きの大きさを表す目盛りであって買う売るの目安ではないと注記されている
0〜100の目盛り。
ただし、次にどちらへ動くかは示していない

ここで気をつけたいのは、この目盛りに「次にどちらへ動くか」は入っていないという点です。
極端に低いのは、いま市場が慎重に傾いているというだけです。
そこから戻るのか、さらに下げるのかは、この数字からは分かりません。

実際、極端な値が何か月も続くことがあります。
低いまま下げ続けた期間も、高いまま上げ続けた期間も、どちらもあります。
「極端だから、そろそろ戻る」とは言えません。

チャッピー
チャッピー

極端に振れてたら、そろそろ反転するんちゃうかと思てまうけどな。

まぐ
まぐ

その感覚はよう分かる。
ただ、極端なところで止まったまま何か月も動かへんこともある。
「そろそろ」がいつなんかは、この数字からは出てけえへん。

まぐ
まぐ

7つ合わせてるんやったら、1つより当たるんちゃう?

チャッピー
チャッピー

傾きの読み違いは減ると思う。
ただ、当たるかどうかは別の話や。
何を測ってるかが正確になっても、次に何が起きるかは出てけえへん。

逆張りの根拠として使わない理由

この指標は、逆張りの合図として紹介されることがよくあります。
「みんなが怖がっているときに買う」という考え方の根拠として使われる形です。

そう説明されるときは、たいてい過去の例が並びます。
極端に低かったあとに相場が戻った局面、極端に高かったあとに調整が来た局面。
ただ、そこに並ぶのは当たった局面だけです。

低いところからさらに下げ続けた期間や、高いまま上げ続けて、待っていた人が置いていかれた期間は、説明の材料として選ばれにくくなります。
後から数えるときには、うまくいった例のほうが目に入るからです。

もうひとつ、実務としての問題があります。
逆張りで買うには、そのとき使えるお金を用意しておく必要があります。
普段から待機させておくか、下げている最中に他を売るかのどちらかです。
前者なら待っている間ずっと現金のままになり、後者は安いところで売ることになります。

まぐ
まぐ

「他人が恐れているときに貪欲になれ」って言うやん。

チャッピー
チャッピー

有名な言葉やな。
ただ、あれは「怖がってる日に買え」やなくて、「みんなの気分で判断するな」という話やと思ってる。
数字を合図にして売り買いするのは、気分で決めるのとあんまり変わらへん。

ここでの位置づけ

このサイトでは、恐怖&強欲指数を売買の判断に使っていません。
そもそも、相場を見て買う量を変えることをしていないからです。

積立投資は決めた額をそのまま入れ続け、高配当株は配当が入ったときと決算のときに確かめるだけです。
指標を見て行動を変える場面が、そもそも設計に入っていません。

使うとしたら、後から確かめる材料としてです。
自分の持っている銘柄が下げた週に、市場全体が慎重に傾いていたのか、それとも普通の状態だったのか。
これはVIXTOPIXを見るのと同じ使い方です。

指標そのものが悪いという話ではありません。
読むために使うのか、動くために使うのかで、意味がまったく変わるというだけです。

チャッピー
チャッピー

指標を見て気持ちが揺れることはないん?

まぐ
まぐ

あるで。
極端な数字が出てたら、何かせなあかん気にはなる。
ただ、そこで動かへんと決めてあるから、見ても行動が変わらへん。
先に決めてあると、揺れても済むんよ。

まとめ|傾きは分かるが、次は分からない

恐怖&強欲指数は、7つの材料を合成して市場の傾きを0から100で表した指標です。
測っているのは「いまどちらに寄っているか」だけです。
次にどちらへ動くかは、この数字には入っていません。

この記事のまとめ

・恐怖&強欲指数=投資家心理を0〜100で表した指標(CNN Business)
・7つの材料を組み合わせて算出する
・0に近いほど慎重、100に近いほど強気
・極端な値が何か月も続くことがある
・「極端だから、そろそろ戻る」とは言えない
・逆張りの説明には、当たった局面しか並ばないことがある
・ここでは読むために使い、動くためには使わない

まぐのメモ

恐怖&強欲指数は、見ていて面白い指標やと思う。
7つの材料を合わせてるから、1つの数字より読み違いは減る。
ただ、面白いのと、それで売り買いを決めるのは別や。

逆張りの根拠として紹介されることが多いけど、そこは疑ってる。
うまくいった局面だけ並べたら、どんな指標でもよう見えるからな。
低いところからさらに何か月も下げた期間は、まず出てけえへん。

それに、逆張りで買うにはそのときのお金が要る。
普段から現金で待つか、下げてる最中に他を売るかのどっちかや。
どっちも自分には向いてへんから、決めた額を入れ続けるほうを選んでる。
指標は、後から「あの週はこうやったんか」と確かめる材料でちょうどええ。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 恐怖&強欲指数とVIX指数はどう違いますか?

測ってるものが違うな。
VIXは値動きが荒くなりそうかを測ってて、方向は入ってへん。
恐怖&強欲指数は、どっちに傾いてるかを測ってる。
ただ、どっちも「次にどう動くか」は示してへんという点では同じや。

Q2. 極度の恐怖のときは買い時ですか?

そう言い切れる材料は無いと思う。
極端な値のまま何か月も続くことが実際にあるからな。
「そろそろ戻る」は、後から見て言えることや。
その日にどっちかを決めるのは、この数字ではできへん。

Q3. 指標を見て買う量を変えるべきですか?

ここでは変えてへん。
変えるには、そのときに使えるお金を用意しとかなあかんからな。
普段から現金で待つか、下げてる最中に他を売るかのどっちかになる。
どっちも割に合わへんと思ってるから、決めた額を淡々と入れてる。

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