対象期間:2026年5月25日〜5月29日(W22)
出典:Yahoo!ファイナンス、株探(kabutan)、yfinance、nikkei225jp.com
今週の結論
日本株:日経平均は週間+4.72%で66,329円、終値で史上最高値を更新。
月曜にいきなり65,158円まで急騰して最高値を更新すると、そのまま週を通して右肩上がり。
金曜5/29にはザラ場で66,505円まで買われ、終値も66,329円と連日の最高値圏で週を終えた。
先週(W21)の59,292円→63,339円のV字回復の勢いが、そのまま最高値ブレイクにつながった形。
TOPIXも週間+1.66%で3,957.17、こちらも終値・ザラ場とも史上最高値を更新。
日経の+4.72%に比べると上げ幅は依然見劣りするものの、先週のように置いていかれることなく、出遅れながらもなんとか最高値更新に食らいついた一週間となった。
米株:S&P500+1.43%、NASDAQ+2.39%、NYダウ+0.90%。
主要3指数が金曜5/29にそろって史上最高値を更新するという、なかなか壮観な一週間になった。
背景は米10年債利回りの低下(週間-10.5bp)。金利が下がると将来利益の割引率も下がるため、株、とくにハイテクが買われやすくなる。
半導体のSOX指数は週間+5.14%と大幅高だが、中身は独特だった。
半導体ローテーション:主役のはずのNVIDIAは決算を通過して週-1.95%と独り負け。
いわゆる「sell the news(材料出尽くし売り)」のパターン。
一方で資金は2番手・3番手以降へ大きく回り、マイクロン+29.29%・ARM+15.26%・AMD+10.39%と軒並み急騰。
NVIDIA一強から幅広い半導体株へ資金が散る「ローテーション」が鮮明になった。
日本株でもソフトバンクグループ+10.86%・ファーストリテイリング+9.03%が日経を牽引した。
為替:ドル円は週間+0.15%で159.25円。
158円台後半から159円台で小動きにとどまり、介入観測は出ていない。
市場は引き続き160円トライをうかがう展開。
主要指数の週間サマリー
| 指数 | 5/29終値 | 週間騰落 | 史上最高値からの距離 |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 66,329円 | +4.72% | 🆕 終値ATH更新(ザラ場ATHは5/29 66,505) |
| TOPIX | 3,957.17 | +1.66% | 🆕 ATH更新(終値・ザラ場とも5/29) |
| S&P500 | 7,580.06 | +1.43% | 🆕 ATH更新(終値・ザラ場とも) |
| NASDAQ | 26,972 | +2.39% | 🆕 ATH更新 |
| NYダウ | 51,032 | +0.90% | 🆕 ATH更新(節目5万ドル定着) |
| SOX | 12,829 | +5.14% | -0.37%(5/26 12,876でATH) |
| ドル円 | 159.25円 | +0.15% | — |
※ ATH=All Time High(史上最高値)。
「終値ATH」=引け値ベースでの史上最高、「ザラ場ATH」=取引時間中の最高値を指します。
日本株:日経66,329円で連日の最高値圏
📊 日経平均

| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 週初前(5/22終値) | 63,339円 |
| 5/25 | 65,158円(いきなり最高値更新) |
| 5/26 | 64,996円 |
| 5/27 | 64,999円(ザラ場66,428円) |
| 5/28 | 64,693円 |
| 5/29(週末) | 66,329円(終値ATH、ザラ場66,505円) |
| 週間騰落 | +2,990円(+4.72%) |

月曜にいきなり65,158円で最高値更新して、そのまま金曜は66,329円。
先週のV字回復の勢いそのまま最高値圏に乗ってきたな。
これもう青天井ちゃう?





勢いはホンモノやな。
先週の安値59,292円から1週間ちょっとで66,505円(ザラ場)まで来たから、値幅にして+7,000円超や。
ただ中身を見ると、上げの主役はかなり偏ってるで。





偏ってるって、どの銘柄が引っ張ったん?





5/29の寄与度トップはファーストリテイリングで+318円、次がソフトバンクグループの+294円や。
この2社だけで日経の構成率は約19%(ファストリ9.99%+SBG9.09%)を占めてて、ここが+5%ずつ上げたら指数はぐいぐい伸びる。
あとは半導体のイビデン+16.51%・TDK+8.22%・キオクシア+7.46%が乗っかった形やな。
📊 TOPIX







先週は「日経独走・TOPIX出遅れ」やったけど、今週はTOPIXも史上最高値を更新したんやろ?
出遅れ気味なのは変わらんけど、なんとか食らいついた感じかな。





そや。
5/29に終値3,957、ザラ場でも3,984まで買われて、終値・ザラ場とも史上最高値や。
これで日経もTOPIXも最高値そろい踏みになった。
ただ上げ幅は日経+4.72%に対してTOPIXは+1.66%やから、勢いの中心がまだ値がさ・ハイテク寄りっていう色は残っとるけどな。
米国株:3指数そろって史上最高値
📊 S&P500


📊 NASDAQ


📊 NYダウ







S&P500もNASDAQもダウも、金曜にそろって最高値更新したんやろ?
こんなにきれいに3つ揃うんは珍しいんちゃう?





なかなか壮観やな。
S&P500が7,580、NASDAQが26,972、ダウが51,032、全部が同じ日に史上最高値や。
いちばんの燃料は米10年債利回りの低下や。





金利が下がると株が上がるって、そういう仕組みなんやな。





ざっくり言うとそうや。
金利が下がると、企業が将来稼ぐ利益の「現在価値」が上がるから、株が買われやすくなる。
とくにこれから利益が伸びるハイテク・グロース株ほど効きやすいんや。
半導体:NVIDIA独り負け、2番手3番手へローテーション
📊 SOX指数


| 銘柄 | 週間騰落 | 5/29終値 |
|---|---|---|
| マイクロン | +29.29% | 971ドル |
| ARM | +15.26% | 353ドル |
| AMD | +10.39% | 516ドル |
| ブロードコム | +7.88% | 447ドル |
| SOX指数 | +5.14% | 12,829 |
| NVIDIA | -1.95% | 211ドル |
| Intel | -4.31% | 115ドル |





おもろいのが、半導体のSOXは週間+5.14%なのに、主役のはずのNVIDIAは-1.95%で独り負けやんな。
なんでこうなるん?





そこが今週いちばんの見どころや。
NVIDIAは決算を通過したばかりで、内容自体は悪くなかったんやけど「材料出尽くし」で売られた。
いわゆるsell the newsや。
で、抜けた資金がどこへ向かったかというと——





マイクロンか。
+29.29%ってめちゃくちゃ上がってるやん。





そういうことや。
マイクロン+29%を筆頭に、ARM+15%・AMD+10%・ブロードコム+8%と、2番手3番手以降がそろって買われた。
NVIDIA一強やった物色が、幅広い半導体株に散る「ローテーション」が起きとる。
今週みたいにNVIDIAが下げても他が支えてくれるなら、それだけ裾野が広がってきた証拠とも言える。
ただどの銘柄もAI期待が原動力なのは共通やから、AI相場そのものが崩れたら分散しててもまとめて巻き込まれる——そこは頭に置いときたいな。
米金利:10年債利回りの低下が株高の燃料







米10年債が4.56%から4.45%まで下がったんやな。
これって株にはずっと追い風ってこと?





基本は追い風や。
ただ金利低下が「景気が悪くなりそうやから」っていう理由のときは話が別で、その場合は株も一緒に下がる。
今回は景気懸念というより利下げ期待寄りの低下やったから株高につながった。
金利は数字だけやなくて「なぜ下がったか」の中身まで見るのが大事やで。
高配当株はどうする?
| 主な高配当株 | 週間騰落 | 5/29終値 |
|---|---|---|
| KDDI(9433) | +1.07% | 2,738.5円 |
| 日本製鉄(5401) | +2.37% | 566.6円 |
| JT(2914) | +0.54% | 6,167円 |





最高値ラッシュやと、自分らが追ってる高配当株はどうなん?
KDDIとか日鉄とか、今週はあんまり動いてへんかったけど。





今週の主役は半導体とファストリ・SBGで、高配当株は静かやったな。
例に挙げた3銘柄で見ても、いちばん動いた日鉄で+2.37%、KDDIやJTはほぼ横ばい。
指数ほどは伸びてへんかった。
ただ金利低下は、不動産や電力みたいな金利敏感の高配当セクターにはむしろ追い風になりやすいで。





金利低下が追い風になるんやな。
6月って高配当株的に、なんか注目しとくことあるん?





6月は3月期決算企業の配当金の支払いが本格化する時期や。
受け取った配当が再投資に回れば、それ自体が相場の下支えになる。
だから「配当金が再投資に向かうかどうか」は、6月相場の隠れた注目ポイントやで。





なるほどな。
最高値を追いかけるより、置いていかれた高配当株をコツコツ拾うほうが自分の性に合ってるかもな。
高配当株の探し方や、銘柄ごとの分析はこちらでまとめています。
👉 高配当株の探し方|失敗しない4ステップ
📈 この用語を使って実際の銘柄を見てみる?
magnikki.comでは、PER/PBR/配当利回り/自己資本比率/連続増配など、当サイトで解説してる用語を活用して10年データで高配当銘柄を徹底分析してます。
✅ KDDI(9433)|24期連続増配・利回り3.08%
✅ NTT(9432)|15期連続増配・利回り3.5%
✅ アサヒGHD(2502)|18期連続増配・利回り3.4%
✅ 日本製鉄(5401)|PBR0.56・利回り4-5%
✅ JT(2914)|配当利回り4%超え
来週(6/1〜6/5)の注目
- 6月相場入り:5月の最高値ラッシュを引き継げるか、月初の地合いに注目。
- 米雇用統計(6/5):金利低下トレンドの行方を左右する最重要指標。強すぎると利下げ期待が後退するリスク。
- NVIDIAの動向:sell the newsからの落ち着きどころ。ここが崩れると半導体ラリー全体に波及。
- ドル円160円トライ:159円台で膠着。160円乗せなら介入観測が再燃する可能性。
まとめ
今週は金利低下を燃料に世界同時株高となり、米国は主要3指数がそろって史上最高値、日本も日経・TOPIXそろって最高値という、日米そろい踏みの華やかな一週間でした。
ただ中身を見ると、上げの主役は半導体・ファストリ・SBGなど一部の値がさ株に偏っているのも事実。
半導体はNVIDIA独り負け→マイクロンなど2番手3番手の急騰というローテーションが起きており、物色の裾野は広がる一方、どの銘柄もAI期待が原動力という点では共通で、テーマ全体への依存は変わらないことは意識しておきたいところです。
また、6月は3月期決算企業の配当金の支払いが本格化する時期。受け取った配当が再投資に回るかどうかも、来月の相場を見るうえでの注目ポイントです。
最高値圏で過熱を追いかけるより、出遅れている高配当株を冷静に見ておく——そんなスタンスでいたい週でした。
※ 本記事は相場の振り返りであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
■証券口座を開設するなら、SBI証券と楽天証券の2社が鉄板や!
【2社共通の強み】
・国内株売買手数料:0円(2023〜)
・NISA:両方フル対応、つみたて枠の商品数もほぼ同等
・クレカ積立:両方対応(SBI=三井住友/楽天=楽天カード)
・入金:即時入金・手数料無料
【選び方の目安】
・楽天経済圏(楽天カード/楽天市場/楽天モバイル)なら → 楽天証券
・三井住友カードやPonta/Vポイント派なら → SBI証券
・どっちも使ってないなら → SBI証券(業界最大手で品揃え広い)
どっちを選んでも「NISAで投資デビュー」の王道コースやで!
口座開設は無料・5〜10分で完了するで。



コメント