対象期間:2026年7月6日〜7月10日(W28)
出典:Yahoo!ファイナンス、日本経済新聞、Bloomberg、yfinance
- 今週の結論
- 今週の主要指数(週間騰落)
- 日経平均(−1.70%)|TOPIX最高値の翌日から2日で2,900円安
- TOPIX(−0.70%)|月曜に史上最高値、そこが今週の天井に
- S&P500(+1.23%)|荒れた週でも最高値まであと0.5%弱
- NASDAQ(+1.74%)|火曜の半導体売りをこなして週間プラス
- SOX半導体(+2.70%)|サムスンショックから3日で切り返し
- NYダウ(−0.50%)|月曜に最高値を更新、水曜に−576ドル
- WTI原油(+4.11%)|停戦終了発言で一時76ドル台
- ドル円(ほぼ横ばい)|骨太ショックの円安→政府の軌道修正で円買い戻し
- 今週のテーマ①:好決算やのに急落──サムスンショックの中身
- 今週のテーマ②:荒れた水曜に買われた株──有事のディフェンシブ
- まぐのメモ:30銘柄で初めて迎えた、急落の週
- 今週のまとめ
- よくある質問(FAQ)
- 前後の相場振り返りもチェック
今週の結論
日本株:日経平均は週間−1.70%で68,557円。
月曜にTOPIXが史上最高値を更新した矢先、日経平均は火曜・水曜の2日間で合計−2,918円の急落に見舞われました。
きっかけは韓国サムスン電子の急落と、中東情勢の再緊迫という二重ショック。
それでも木曜・金曜はAI・半導体株の買い戻しで+1,738円と、行って帰ってのジェットコースター相場でした。
米国株:トランプ大統領の「イランとの停戦はもう終わった」発言で水曜のNYダウは−576ドル。
一方でAI・半導体は週後半に買い戻され、SOX指数は週間+2.70%とプラスで着地しました。
金曜には韓国SKハイニックスの米国預託証券(ADR)がナスダックに上場し、初日+13%と好スタート。
S&P500は+1.23%で、史上最高値まであと0.5%弱に迫っています。
原油・為替:中東の再緊迫でWTI原油は水曜に一時76ドル台まで急騰し、週間+4.11%の71.5ドル。
ドル円は週中に162.7円まで円安が進んだあと、金曜は円が買い戻されて161円台前半と、週間ではほぼ横ばいでした。
国内では「骨太の方針」の原案をきっかけに長期金利が約30年ぶりの水準まで急騰する、いわゆる「骨太ショック」もありました。

月曜にTOPIXが最高値を付けたと思ったら、火曜と水曜で日経平均は3,000円近い下げか。
ようこんな短期間で景色が変わるもんやな。





今週の下げは日本発やなくて、韓国発と中東発や。
火曜はサムスン電子が好決算やったのに急落して、韓国株全体が3%超安。
それに日本の半導体株が連れ安した。
水曜は中東情勢の再緊迫が追い打ちや。
ほんで木曜からは、また半導体が買い戻されて戻す——売りも戻しも半導体次第の一週間やったで。





好決算で急落って、初めて聞く人は意味がわからんやろな。
そのへん、あとでじっくり聞かせてや。
今週の主要指数(週間騰落)
まずは今週の主要指数の週間騰落を一覧で見ておきます。
日本・米国とも7/10(金)の終値時点です。
なお米国の前週終値は、独立記念日の振替休場(7/3)の前日にあたる7/2(木)を起点にしています。
| 指数 | 終値 | 週間騰落 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 68,557円 | −1.70% | 火水で−2,918円→木金で+1,738円の乱高下 |
| TOPIX | 4,036 | −0.70% | 月曜に史上最高値4,101を更新した翌日から反落 |
| NYダウ | 52,637 | −0.50% | 月曜に最高値更新→中東再緊迫で水曜−576ドル |
| S&P500 | 7,575 | +1.23% | 週末にかけ持ち直し、最高値まであと0.5%弱 |
| NASDAQ | 26,281 | +1.74% | 週後半はAI関連の買い戻しが優勢 |
| SOX半導体 | 12,967 | +2.70% | 火曜−4.65%から切り返して週間プラス |
| WTI原油 | 71.5ドル | +4.11% | 中東再緊迫で一時76ドル台→週末は一服 |
| ドル円 | 161.3円 | ほぼ横ばい | 162.7円まで円安→金曜は円買い戻し |
日経平均(−1.70%)|TOPIX最高値の翌日から2日で2,900円安







チャートの右端、真ん中に赤いローソクが2本ドンと立っとるな。
これが火曜と水曜か。





そや。
火曜が−1,480円(−2.12%)、水曜が−1,437円(−2.11%)で、2日合計−2,918円。
水曜は6万7,000円を割り込んで、66,819円の安値引けや。
相場の下値支持ラインとして意識されとった25日移動平均線も、火曜にあっさり割り込んどる。





そこから木曜+924円、金曜+813円で1,700円戻しか。
下げも急なら戻しも急やな。





金曜は前場に一時69,000円台を回復して、上げ幅が1,600円を超える場面もあった。
後場は利益確定売りに押されて+813円まで伸び悩んだけどな。
下げた理由も戻した理由も半導体で、指数が半導体に振り回される構図は3週連続や。
TOPIX(−0.70%)|月曜に史上最高値、そこが今週の天井に







先週「最高値まであと0.7%」って言うてたTOPIX、月曜にちゃんと更新したんやな。





せやねん。
月曜は6日続伸で、終値ベースの史上最高値4,101を付けた。
この日は日経がほぼ横ばい(−6円)やったのに、プライム市場の値上がり銘柄は7割超。
三菱重工やIHIみたいな重工株、メガバンク、自動車と、半導体以外が幅広く買われた、中身のええ上げやってん。





それやのに週間ではマイナスか。
ただ、下げ幅は日経(−1.70%)より全然浅いんやな。





そこが大事なところや。
今週の下げの主役は値がさの半導体株で、日経平均はその影響をまともに受ける。
時価総額で加重するTOPIXは影響が薄まるから、−0.70%で済んだ。
「指数の急落」と「市場全体の急落」は、今週も別もんやったということやな。
S&P500(+1.23%)|荒れた週でも最高値まであと0.5%弱







日本があんなに荒れたのに、S&P500は週間プラスなんか。
えらい温度差やな。





米国は下げても1日−0.5%以内で、日本みたいな急落にはならんかった。
水曜に中東の緊迫で売られた分も、木曜・金曜の2日で取り返しとる。
終値7,575は、6月2日に付けた史上最高値7,609まであと0.5%弱の位置や。
※史上最高値はATH(All Time High)とも呼ばれるで。
NASDAQ(+1.74%)|火曜の半導体売りをこなして週間プラス







NASDAQも火曜は−1.16%と売られたのに、週間では+1.74%まで戻しとる。
何がそんなに買われたんや?





AIの主役どころや。
金曜だけでもエヌビディアが+4.0%、Metaが+6.0%。
エヌビディアには「中国政府が国内AI企業の一部にH200チップの少量購入を認める方針」との報道が追い風になった。
中東で世界がざわついとる最中でも、買われるのは結局AI関連——この構図が今週の米国株や。
SOX半導体(+2.70%)|サムスンショックから3日で切り返し







2週連続の大幅安やったSOXが、今週はプラスで終わっとるんか。
火曜は−4.65%まで売られたのに、ようそこから戻したな。





水曜+2.2%、木曜+3.1%と2日続けて買い戻しが入った。
ダメ押しが金曜のSKハイニックスや。
韓国のメモリ大手のADR(米国預託証券)がナスダックに上場して、公募価格149ドルに対して初値170ドル、終値は+13%の168ドル。
「AIメモリの需要はまだ強い」という見方を後押しして、半導体全体の安心材料になった。





サムスンの急落で始まって、SKハイニックスの上場で持ち直す。
始まりも終わりも韓国のメモリやったんやな。





うまいこと言うたな、ほんまその通りや。
ただ、戻したとはいえSOXは6/22の最高値14,634からまだ−11%の位置。
6月末から続く半導体の調整が終わったとまでは、まだ言えん水準やで。
NYダウ(−0.50%)|月曜に最高値を更新、水曜に−576ドル







ダウも月曜に最高値を更新しとったんか。
TOPIXと同じで、最高値を付けた直後に売られる週やったんやな。





月曜の終値53,055で史上最高値を更新して、火曜のザラ場でも53,289まで上値を伸ばした。
それが水曜に−576ドル(−1.09%)や。
トランプ大統領が「イランとの停戦はもう終わった」と発言して、原油急騰と金利上昇のダブルパンチになった。
木曜・金曜は反発したけど、週間では−0.50%と、先週の主役が一転して足踏みや。
WTI原油(+4.11%)|停戦終了発言で一時76ドル台







先週まで「停戦後の安値圏で小動き」やった原油が、いきなり動いたな。





水曜に一時76ドル台まで急騰した。
「停戦は終わった」発言に加えて、イラン側がホルムズ海峡で商船2隻を攻撃したと伝わったのが大きい。
ホルムズ海峡は世界の原油輸送の約2割が通る要衝やから、ここが危ないとなると原油は即反応する。
週末は協議継続の報道で楽観が戻って、71.5ドルまで落ち着いたけどな。
ドル円(ほぼ横ばい)|骨太ショックの円安→政府の軌道修正で円買い戻し







株があれだけ荒れた割に、為替は161〜162円台で行ったり来たりか。
今週は金利のほうはどうやったん?





ええ質問や。
実は今週、金利まわりで大事な材料が2つ出とる。
水曜公表の6月FOMC議事録では、全員が金利据え置きを支持した一方で、数人が利上げの根拠に言及。
大半のメンバーが「AIの影響でインフレが高止まりする可能性」を指摘しとった。
金曜にはFRBの金融政策報告書が「インフレは春に一段と上昇した」と記して、市場は年内の利上げを意識したドル買いで反応や。
利下げやなくて利上げの心配をしとる——ここが今の米国のポイントやで。





米国は利上げの心配か。
ほんで日本の金利はどうなん?
今週、「骨太ショック」って言葉も見かけたんやけど。





日本の長期金利も、今週の隠れた主役や。
6月末に政府が発表した「骨太の方針」の原案に、日銀の利上げをけん制するように読める文言が入っとってな。
「利上げが遅れるなら円は売り、財政も心配やから国債も売り」という反応で、10年国債の利回りは火曜に一時2.86%と、約30年ぶりの水準まで上がった。
これがいわゆる骨太ショックや。
週中の162円台の円安にも、この利上げ遅れ観測が一枚噛んどるで。





ほんで金曜は円高に戻った、と。
それも国内発なん?





せや。
金曜は片山財務相らが骨太の方針の記述を調整すると明かして、金利上昇が巻き戻された(10年債利回りは2.77%近辺まで低下)。
円も買い戻されて161円台前半や。
今週の円の行って戻っては、中東や米国だけやなくて、国内の政策も動かしとったんやで。
今週のテーマ①:好決算やのに急落──サムスンショックの中身
今週の急落の出発点は、7/7(火)朝に発表されたサムスン電子の決算速報でした。
内容自体は良好だったにもかかわらず、株価は急落。
韓国の主要指数KOSPIは3%を超える下げとなり、その流れが東京市場の半導体株を直撃しました。





冒頭の宿題や。
決算がいいのに株が売られるって、どういう理屈なん?





「材料出尽くし」や。
英語やと sell the news(セル・ザ・ニュース)と呼ばれる動きやな。
サムスンの株価は、AIメモリ景気への期待でずっと買われ続けてきた。
つまり「好決算になるはず」という予想が、株価にとっくに織り込まれとったんや。
ほんで実際に好決算が出たら、「予想どおりやったし、いったん利益確定しとこか」という売りが集中する。
期待で買われすぎた株ほど、良いニュースが売りの合図になってまうんやで。





それにしても、韓国の一社の決算で日経平均が1,480円も下がるんやな。
そこまで連動するもんなん?





いまの日本株の主役が、サムスンと同じ「AIメモリとその仲間たち」やからや。
メモリのキオクシアは火曜に−11%超。
装置の東京エレクトロンやアドバンテスト、部材のイビデンや太陽誘電も軒並み大幅安や。
海外の投資家から見たら、日本と韓国の半導体株は「同じAIメモリ相場」を構成するひとまとまり。
その筆頭のサムスンが売られたら、日本の仲間も一緒に売られる——そういう構図やな。





材料出尽くしといえば、日本でもあったで。
ファーストリテイリングや。
木曜引け後の決算は過去最高で、通期の上方修正まで付いとったのに、金曜は売られとった。





よう見とるな、まさに出尽くしの国内版や。
9〜5月期は営業利益+36%の過去最高、通期の最終利益も5,000億円へ上方修正。
それでも金曜の株価は−3.6%や。
決算発表の直前まで株価は上げて、期待を先に織り込んどったからな。
好決算の日に下がるのは会社が悪いんやなくて、期待が先に走りすぎとっただけ——サムスンとまったく同じ構図やで。





先週はMetaの報道、今週はサムスンとファストリの決算か。
きっかけは毎週違うけど、期待が先に走った株ほどよう揺れる——覚えとくわ。
今週のテーマ②:荒れた水曜に買われた株──有事のディフェンシブ
日経平均が−1,437円と今週2度目の急落に見舞われた水曜。
実はこの日、逆行高した銘柄があります。
みずほFG、KDDI、アサヒグループHD、INPEX、SOMPOホールディングス——いずれも高配当・ディフェンシブの定番どころです。





全部、高配当株ブログではおなじみの顔ぶれやんか。
指数が1,400円下げる日に、なんでこの子らは買われるんや?





理由がそれぞれ違うのが面白いところや。
INPEXは原油高がそのまま追い風になる原油関連。
みずほは金利上昇が収益にプラスの銀行。
KDDIやアサヒ、SOMPOは、世界情勢が荒れても業績がブレにくいディフェンシブや。
通信も、ビールも、保険も、中東で何があろうと需要は消えへんからな。
「有事に何を買うか」を市場に聞いたら、この顔ぶれが返ってきた——そういう日やったんやで。
ちなみにアサヒグループHDとKDDIは、当ブログでも10年データで分析しています。
👉 アサヒグループHDの銘柄分析(FY2025決算を反映済み)
👉 KDDIの銘柄分析





ただ、木曜になったら今度はAI・半導体一辺倒に戻って、空運や不動産は売られたんやろ。
ようころころ変わるな。





そうなんよ。
木曜は原油高で燃料コストが増える空運、金利高が逆風の不動産が売られて、買いはAI・半導体に集中や。
株探はこれを「中東リスク下のAI一極集中再び」と表現しとった。
地政学リスクがくすぶる中でもAIを買う——それだけ「AIの成長は疑われてない」ということでもあるし、一極集中の危うさが増しとるということでもあるな。
まぐのメモ:30銘柄で初めて迎えた、急落の週
先週の記事で「急落の木曜に30銘柄を買った」と書いた。
その30銘柄で、今週は初めて本格的な急落週を迎えたことになる。
日経平均が2日で2,900円下げる横で、ポートフォリオはどうやったか。
正直に言うと、たいして見てへんかった。
見んでも大丈夫やと思えたのは、選んだ30銘柄が「株価の値上がりを当てにいく銘柄」やなくて、「配当を出し続けてくれることを期待する銘柄」やから。
水曜に買われたみずほ、KDDI、アサヒの顔ぶれを見ても、荒れた日に市場が頼るのは結局こういう株なんやと再確認した。
指数が2日で3,000円近く動いても、保有銘柄の「今年の配当予定」は1円も変わってない。
株価は毎日動くけど、配当は年に数回しか動かへん。
どっちを物差しにするかで、急落週の心の穏やかさはまるで違う——それを身をもって確認できた週やった。
何を、いくらで、どう選んで買ったのか——その全記録は実録連載の第1回に書いてます。
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✅ KDDI(9433)|24期連続増配・利回り3.08%
✅ NTT(9432)|15期連続増配・利回り3.5%
✅ アサヒGHD(2502)|18期連続増配・利回り3.4%
✅ 日本製鉄(5401)|PBR0.56・利回り4-5%
✅ JT(2914)|配当利回り4%超え
今週のまとめ
W28(7/6〜7/10)の振り返り
① 月曜にTOPIXが6日続伸で史上最高値4,101を更新、NYダウも最高値53,055を更新。
そこが今週の天井になった。
② 火曜はサムスン電子が好決算にもかかわらず「材料出尽くし」で急落し、韓国株安に連動して日経−1,480円。
キオクシア−11%など下げは半導体に集中した。
③ 水曜は「イランとの停戦は終わった」発言とホルムズ海峡の商船攻撃で中東が再緊迫。
日経−1,437円の安値引け、原油は一時76ドル台、NYダウ−576ドル。
その日に逆行高したのは、みずほ・KDDI・アサヒといった高配当ディフェンシブ。
④ 木曜・金曜はAI・半導体の買い戻しで日経+1,738円。
SKハイニックスのナスダック上場(初日+13%)も半導体の安心材料になり、SOXは週間+2.70%とプラスで着地。
⑤ 金利は日米とも上向きの圧力。
米国はFOMC議事録もFRB報告書も「AIの影響でインフレ高止まり」に触れ、日本は「骨太の方針」を巡る骨太ショックで長期金利が約30年ぶりの水準に急騰(週末は政府の軌道修正で一服)。
来週火曜の米CPIが最大の関門。
売りの理由は毎週変わっても、動かされるのはいつも半導体。
指数より中身を見て、自分の時間軸で淡々と。
よくある質問(FAQ)
Q1. 好決算なのに株価が急落するのは、なぜですか?
株価は「これから起きること」への期待で先に動くからや。
サムスンの場合、AIメモリ景気で「好決算になるはず」という期待が株価に織り込まれた状態やった。
実際に好決算が出ると、期待どおりの結果を確認した投資家の利益確定売りが集中する。
これが「材料出尽くし(sell the news)」や。
決算の良し悪しやなくて、「決算前にどれだけ期待されとったか」が急落の正体やで。
Q2. 韓国株が下がると日本株も下がるのは、なぜですか?
いまの日本株と韓国株の主役が、どちらも「AI・半導体」やからや。
サムスンやSKハイニックスが作るメモリと、キオクシアのメモリ、東京エレクトロンの製造装置は、同じAIデータセンター需要でつながっとる。
海外の投資家はこれらを「アジアのAI半導体」というひとつのグループとして売買するから、筆頭のサムスンが崩れると日本の関連株にも売りが波及する。
今週の東京市場は「韓国株の値動きに終始振らされた」と言われるくらい、この連動が強かったんやで。
Q3. 中東情勢が緊迫すると、なぜ株安・原油高になるのですか?
中東は世界の原油供給の要やから、緊張が高まると「原油が届かんようになるかも」という警戒で原油価格が上がる。
特に今週報じられたホルムズ海峡は、世界の原油輸送の約2割が通る場所や。
原油高は企業のコスト増とインフレにつながって、インフレは金利の上昇圧力になる。
金利が上がると株の重しになる——この連鎖で「中東緊迫→原油高→株安」となりやすいんや。
ただ今週の米国みたいに、その最中でもAI関連は買われるという例外もあるで。
Q4. こんなに乱高下する週、高配当株投資家は何をすればいいですか?
基本は「何もせんでええ」やと思う。
今週の乱高下の主役は半導体・AI関連で、配当目的で持つような銘柄はむしろ急落の日に買われとった(水曜のみずほ・KDDI・アサヒなど)。
配当が目的なら、見るべきは日々の株価やなくて、持っとる会社の業績と配当や。
指数が3,000円動いても配当の予定は変わらへん。
慌てて売る理由も、慌てて買う理由もない——いつもどおりのルールで淡々と、が答えやで。
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※ 本記事は相場の振り返りであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
投資判断はご自身の責任でお願いします。
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前の週: NYダウ最高値・TOPIX急伸、Metaショックで半導体続落【2026年7月第1週】
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出典:Yahoo!ファイナンス、日本経済新聞、Bloomberg、yfinance(日本・米国とも7/10終値時点、米国の週間騰落は7/2終値起点)





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