株式とは?仕組みと投資のメリットをわかりやすく解説

株式とは?仕組みと投資のメリットをわかりやすく解説 お金の言葉
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株式の意味と株主の権利・利益の受け取り方を解説する4コマ漫画

株式とは、会社の一部を持つ権利のことです。
株を買うと、その会社の持ち主のひとりになります。
1株でも持っていれば、法律のうえでは正式な株主です。

ここで大事なのは、株を買うのがお金を貸すことではないという点です。
貸したお金は期限がきたら返ってきますが、出資したお金に返ってくる期限はありません。
そのかわり、会社が稼いだ利益の分け前を受け取り続けられます。

この記事では、株式の仕組みと株主の権利、そして株を持つことで何を受け取れるのかを整理します。

📝 この記事でわかること

✅ 株式=会社の一部を持つ権利 1株でも正式な株主になる
✅ お金を貸すのではなく出すので、返ってくる期限はない
✅ そのかわり利益の分け前=配当を受け取れる
✅ 株主の権利は配当・議決権・解散したときの残りの分配の3つ
✅ 受け取り方は値上がり益と配当の2つ
✅ 会社が行き詰まれば価値がほとんど残らないこともある

まぐ
まぐ

株を買うって、会社にお金を貸してるようなもんちゃうの?

チャッピー
チャッピー

そこがいちばん違うところやな。
貸したお金は期限がきたら返ってくるけど、株はそういう仕組みになってへん。
そのかわり会社がもうかったら分け前がもらえるし、もうからんかったら何もない。
持ち主になるというのは、そういうことやねん。

お金を貸すのと、出資するのは違う

会社にお金を渡す方法は、大きく2つあります。
貸すか、出すかです。
同じようにお金を渡していても、立場がまったく違います。

お金を貸す(債券)とお金を出す(株式)の違いを並べた図。債券は決められた利息と元本の返済、株式は利益の分け前と持ち主としての立場
株を買うというのは、貸すのではなく持ち主になるということ

貸す方が債券です。
受け取る利息はあらかじめ決まっていて、期限がきたら元本が返ってきます。
会社が大きくもうかっても、受け取る金額は増えません。

出す方が株式です。
受け取るのは利益の分け前なので、会社が稼げば増えることがあり、稼げなければ出ないこともあります。
受け取る金額が会社の成績に連動するのが、株式のいちばんの特徴です。

会社が解散したときの順番も逆です。
先に受け取るのは貸した方で、株主は残ったものがあれば受け取ります。
リターンが大きくなりうるかわりに、順番はうしろになります。

株主が持つ3つの権利

株主になると、法律で決まった3つの権利が付いてきます。

権利中身
配当を受け取る権利会社が利益から出す分け前を、持ち株数に応じて受け取る
議決権株主総会で経営方針や取締役の選任に投票する
残った財産の分配を受ける権利会社が解散したとき、債権者のあとに残った財産を受け取る

このうち、実際に効いてくるのは配当です。
受け取る金額は「1株あたりの配当×持っている株数」で決まるので、1株でも持っていればその分だけ入ってきます。

議決権は1単元=100株につき1個です。
1株ずつ買っていく単元未満株では議決権は付きませんが、配当は株数の分だけ受け取れます。

株主優待は法律で決まった権利ではなく、会社が独自にやっているものです。
多くは100株以上が条件で、会社の判断でいつでも変えられますし、取りやめる会社もあります。

チャッピー
チャッピー

1株だけ持ってても、ほんまに株主なん?

まぐ
まぐ

法律のうえでは正式な株主やで。
配当も株数の分だけ入ってくる。
議決権と優待は100株からのことが多いけど、こっちはそこを目当てにしてへんからな。

なぜ会社は株式を発行するのか

会社から見ると、株式で集めたお金には返済の期限がありません。
利息を払う必要もないので、長く使う資金を集めるのに向いています。

そのかわり、持ち主が増えるということでもあります。
経営について説明する相手が増えますし、新しく株を出せば1株あたりの取り分が薄まります。
この薄まりの話は増資とはに書きました。

だから会社は、借入と株式を組み合わせて資金を集めます。
どちらにどれくらい頼っているかは自己資本比率で見えます。

チャッピー
チャッピー

会社からしたら、返さんでいいお金の方がいいに決まってるんちゃう?

まぐ
まぐ

そう単純でもないんよ。
株を出すたびに1株あたりの取り分が薄まるから、いまの株主にとっては痛い話や。
だから何にでも株を出すわけやなくて、借入で回す方を選ぶこともあるんやで。

株式で受け取れるものは2つ

株を持っていて受け取れるものは、値上がり益と配当の2つです。

値上がり益は、買った値段より高く売れたときの差額です。
受け取るには売る必要があるので、手放したときに1回だけ確定します。

配当は、会社が利益から出す分け前です。
持ち続けているかぎり受け取れるので、売らなくてもお金が入ってきます。
この2つの違いはキャピタルゲインとインカムゲインの違いにまとめました。

優待を3つ目に数える説明をよく見かけますが、ここでは数えていません。
使わなければ価値になりませんし、金額に置き換えにくく、会社の判断でなくなることもあるからです。
あるなら楽しむ、あてにはしないという置き方にしています。

まぐ
まぐ

配当と値上がり益、どっちを狙う方がいいん?

チャッピー
チャッピー

どっちが上という話やないな。
ただ値上がり益は売らんと受け取られへんから、いつ売るかを毎回決めなあかん。
配当は持ってるだけで入ってくるぶん、その決断が要らんのがいいところやで。

株式のリスク

いちばん基本のリスクは、値段が下がることです。
買ったときより安くなれば、その時点で売れば損になります。

そしてもうひとつが、会社そのものが行き詰まる場合です。
上場している会社であっても、経営が立ちゆかなくなれば株の価値がほとんど残らないことは実際に起きています。
株主は解散したときの順番がいちばんうしろなので、これは仕組み上そうなります。

1社に集中させないのは、このためです。
何社に分けるかという話は分散投資とはに書きました。
このサイトでは30銘柄に分けて、1銘柄からの配当が全体の5%を超えないようにしています。

買い方と、かかる税金

株を買うには証券口座が要ります。
口座を開いて入金し、銘柄と数量を指定して注文する、という流れです。
種類や手順は証券口座とはにまとめました。

日本株は1単元=100株が売買の単位ですが、単元未満株のサービスを使えば1株から買えます。
少額で複数の会社に分けたい場合は、こちらの方が現実的です。

売却益と配当には、あわせて20.315%の税金がかかります。
NISAの枠で買った分にはこれがかかりません。
⚠️ただし配当については、株式数比例配分方式の設定をしていないと、NISAで買っていても税金が引かれます。

まぐ
まぐ

最初は投資信託から入って、株は慣れてからの方がいいんかな。

チャッピー
チャッピー

順番を決めなあかん話やないと思ってるで。
増やす方が目的なら投資信託、いま受け取る分を増やしたいなら株、というふうに目的で分かれる。
こっちはつみたて枠で投資信託、成長枠で株、という置き方にしてるな。

まぐのメモ

株を買うことを、値段の上がり下がりを当てることだと思っていた時期があります。
会社の一部を持っている、という感覚がありませんでした。

配当を受け取るようになってから、見え方が変わりました。
配当は会社が稼いだ利益から出ているので、その会社が仕事をした結果が振り込まれているということになります。
値段だけを見ていたときには気づかなかったところです。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 1株だけ買っても株主になれますか?

なれるで。
法律のうえでは正式な株主やし、配当も株数の分だけ入ってくる。
⚠️ただし議決権は100株から、優待も100株以上が条件のことが多いから、そこは付いてけえへんな。

Q2. 株式と債券はどちらがいいですか?

受け取り方が違うから、どっちが上という話やないな。
債券は決まった額をもらって期限がきたら返ってくる、株式は会社の成績しだいで分け前が変わる。
こっちで持ってるのは株式の方で、理由は配当が増えることがあるからやで。

Q3. 会社が倒産したら株はどうなりますか?

ほとんど残らへんと思っといた方がいいな。
解散したときに受け取る順番は、お金を貸した側が先で、株主はそのあとやからな。
そうならんように1社に大きく張らんと、銘柄を分けてるんよ。

Q4. 株主優待は狙った方がいいですか?

選ぶ理由にはしてへんな。
使わんかったら価値はゼロやし、会社の都合でなくなることもある。
届いたら普通にうれしいけど、あてにはせえへんという扱いやで。

まとめ

株式は、会社の一部を持つ権利です。
お金を貸すのではなく出すので、返ってくる期限がないかわりに、利益の分け前を受け取り続けられます。

株主の権利は、配当・議決権・解散したときの残りの分配の3つです。
実際に効いてくるのは配当で、1株でも持っていれば株数の分だけ受け取れます。

受け取れるものは値上がり益と配当の2つです。
値上がり益は売ったときに1回だけ、配当は持ち続けているあいだ受け取れます。
会社が行き詰まれば価値がほとんど残らないこともあるので、1社に集中させないことが前提になります。

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