
ETFとは、証券取引所に上場している投資信託のことです。
日本語では上場投資信託といいます。
中身は投資信託と同じで、たくさんの株や債券をまとめた箱です。
違うのは買い方で、株と同じように取引所で売買します。
ここでは使っていません。
理由は、増やす側にも受け取る側にも半端になるからです。
この記事では仕組みを見たうえで、その中身を書きます。
📝 この記事でわかること
✅ ETF=取引所に上場している投資信託 中身は投資信託と同じ
✅ 違いは買い方 株と同じように取引時間中に売買する
✅ 値段は1日中動く 投資信託は1日1回しか決まらない
✅ 分配金は自動で再投資されない 現金で入ってくる
✅ 増やす側だと、その現金を自分で入れ直す手間が出る
✅ 受け取る側だと、どの会社から配当をもらうかを選べない

ETFと投資信託って、名前が違うだけちゃうの?





中身はほぼ同じやねん。
ちゃうのは買い方で、ETFは株と同じように取引所で売り買いする。
だから値段も1日中動くし、注文の出し方も株と同じになるで。
ETFと投資信託の違いは、中身より買い方


同じ指数に連動する商品なら、中身はほとんど変わりません。
日経平均に連動するETFと、日経平均に連動する投資信託は、どちらも同じような会社の集まりを持っています。
変わるのは、そこにたどり着くまでの手続きです。
ETFは取引所で売買するので、値段は取引時間中ずっと動きます。
投資信託は1日1回だけ値段が決まるので、注文した時点ではいくらで買えるかが分かりません。
買う単位も違います。
ETFは口数で買うので、値段は口数しだいになります。
投資信託は金額で指定できるので、毎月同じ額を入れる形にしやすくなっています。





値段が1日中動く方が、有利ちゃうん?





短く売り買いするなら意味があるやろな。
ただ長く持つ前提やと、その日のうちのどこで買えたかはほとんど効かへん。
何十年も持つつもりなら、そこは気にせんでいいと思ってる。





口数で買うって、毎月同じ額を入れるのは無理ってこと?





ぴったり同じにはしにくいな。
1口いくらの世界やから、余りが出たり足りひんかったりする。
毎月きっちり回したいなら、金額で指定できる投資信託の方が素直やで。
ETFの分配金は、自動で再投資されない
ここが、この記事でいちばん書いておきたい違いです。
ETFの分配金は、現金で口座に入ってきます。
投資信託には、分配金を出さずにそのまま中で運用し続ける形の商品があります。
受け取らない分だけ次の元手が増えるので、複利を効かせ切ることができます。
ETFの場合、その仕組みがありません。
分配金が現金で入るたびに、自分で買い直さないと元手が増えません。
しかも税金が引かれたあとの金額になるので、効かせ切る形にくらべると少し目減りします。
増やすことが目的なら、これは手間と目減りの両方になります。
つみたて投資枠で持つ側にETFを使っていないのは、この点が大きいです。





分配金が入ってくるんやったら、受け取る側にはいいんちゃう?





そこは筋が通ってるように見えるんよな。
ただ、次の章の話が引っかかるねん。
高配当ETFという選択肢をどう考えるか
配当を多めに出す会社を集めたETFがあります。
1本買うだけで何十社にも分かれるので、手間がかからないのは確かです。
それでも使っていません。
理由は3つあります。
1つ目は、どの会社から配当をもらうかを選べないことです。
中に何が入るかは決まった手順で決まるので、配当を続けられそうかを1社ずつ確かめる、という持ち方ができません。
採点の考え方は高配当株ランキングの作り方に書きました。
2つ目は、持っているあいだずっと信託報酬がかかることです。
株を1社ずつ持つ場合、この費用はかかりません。
考え方は信託報酬とはにあります。
3つ目は、中身の入れ替えが自分の意思と関係なく起きることです。
減配した会社が外れて別の会社が入る、ということが機械的に行われます。
受け取る配当の出どころが、知らないうちに変わっていくことになります。
少額から1社ずつ買いたい場合は、単元未満株という方法があります。
1株から買えるので、業種をまたいで薄く広げるにはこちらの方が合います。





手間を考えたら、ETFの方が楽ちゃうん?





楽なのは間違いないな。
そこを取るならETFでいいと思う。
こっちは配当がどの業種から来てるかまで見たいから、選べる方を取ってるというだけやで。
まぐのメモ
ETFは、増やす側にも受け取る側にも少しずつ半端になる、と感じています。
増やす側なら分配金を自分で入れ直す手間が出ますし、受け取る側なら中身を選べません。
どちらの目的にも合わないというより、どちらの目的にも8割くらい合うという言い方の方が近いです。
だから使っている人を否定する気はまったくありません。
ここで使っていないのは、目的をはっきり2つに分けているからです。
増やす側は投資信託で効かせ切って、受け取る側は株を1社ずつ選ぶ。
その分け方をすると、ETFの置き場所がなくなるというだけの話です。
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よくある質問(FAQ)
Q1. ETFと投資信託、どちらを選べばいいですか?
毎月コツコツ積み立てるなら投資信託の方が向いてるな。
金額で指定できるし、分配金を出さずに中で回し続ける商品も選べるからや。
⚠️ETFは口数で買うから、毎月きっちり同じ額にはしにくいで。
Q2. ETFの分配金は自動で再投資されますか?
されへんな。
現金で口座に入ってくるから、増やしたいなら自分で買い直すことになる。
しかも税金が引かれたあとの金額やから、そのぶん目減りするで。
Q3. 高配当ETFは使わないんですか?
使ってへんな。
どの会社から配当をもらうかを選べへんのが理由や。
⚠️中身の入れ替えも機械的に起きるから、配当の出どころが知らんうちに変わってまうんよ。
Q4. ETFはNISAで買えますか?
買えるで。
成長投資枠なら幅広く、つみたて投資枠でも対象になってるETFがある。
ただ、こっちはつみたて枠は投資信託、成長枠は株という分け方にしてるな。
まとめ
ETFは、取引所に上場している投資信託です。
中身は投資信託とほとんど同じで、違うのは買い方になります。
値段は取引時間中ずっと動き、口数で買う形になります。
そして分配金は自動で再投資されません。
増やすことが目的なら、受け取った現金を自分で入れ直す手間が出ます。
受け取ることが目的の場合は、どの会社から配当をもらうかを選べないのが引っかかります。
増やす側は投資信託、受け取る側は株を1社ずつ、という分け方をすると、ETFの置き場所がなくなる——というのがここで使っていない理由です。
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・NISA:両方フル対応、つみたて枠の商品数もほぼ同等
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