■リバランスって?

この前ポートフォリオの話してたやん?
【お金の言葉 #023】ポートフォリオってなんやろ?
そこでリバランスって言葉出てきたけど、あれって結局なんなん?

リバランスっちゅうのはな、資産配分を元に戻す調整のことやで。
たとえば投資比率を「株50%、債券50%」にしてた場合、株が値上がりして「株70%、債券30%」になってもうたら、また50:50に戻すように売買して調整するってわけや。

なんや…増えてる分にはええんちゃうの?
そのまま置いといたらあかんの?

それがなぁ、初めの投資計画から見るとリスクとリターンのバランスが崩れてるんよ。
株の比率が高なったら、その分リスクも高なる。
だから「当初の自分の投資計画に戻す」って意味でリバランスが大事なんや。

ときに立ち止まって、初めに立てた計画通りになるように調整するってことね。

投資計画を見直した結果、今の状態が自分のリスク許容度の範囲内と判断できるのであれば、投資計画自体を変更するのはいいとは思うで。
■具体的にどうやるん?

でも実際、どうやってやるん?

リバランスのやり方は大きく2つや。
1.売買によるリバランス → 増えすぎた資産を売って、少ない方を買い足す。
2.追加投資で調整する → 売らずに、次の買い増しでバランスを整えていく。

なるほどな、育ててきた分はあんまり売りたくない派やから、後者の「買い増し型」がしっくりくるなぁ。

それでいいんちゃう。
リバランスには「これが絶対正解!」って答えはなくて、自分に合った方法を選べばええんや。
■リバランスの頻度は?

リバランスってどれくらいの頻度でやるもんなん?毎月やと面倒くさそうやけど…

大体の人は「年に1回」か「半年に1回」でええって言われとる。
ただ、資産の変動が激しかったり、自分の生活スタイルが変わったときなんかは、臨機応変に見直すのもアリやで。
■“ほったらかし投資”でもリバランス?

“ほったらかし投資”を目指してる人間にとって、リバランスってめんどくさいような…

いやいや、“ほったらかし”っていうのは“ムダにいじらない”って意味であって、「完全に放置する」ってこととはちゃうんじゃない。
必要最低限のメンテナンス、つまりリバランスは“ほったらかし投資”の一部やと思ってくれたらええ。

僕の場合は資産配分が株式と現金なんやけどリバランスって必要なん?

実際、余剰資金で株式のインデックス投資をしてるだけならそんなにリバランスは必要ないかも。
まぐさんの現金と株式のシンプルポートフォリオは現金比率を考えるだけでリバランスが簡単というメリットもあるな!

債券や金や仮想通貨とかいろいろ持ってると考えないとあかんことも増えるってことか。
▼まとめ
- リバランス=崩れた資産配分を元に戻す作業
- リスクを適切に保つために必要
- 方法は「売買型」か「買い増し型」
- 頻度は年1〜2回でOK、自分の方針に合わせて
- ほったらかし投資でも最低限の見直しは必要!
まぐのメモ
リバランスって最初は「せっかく増えたのにもったいないやん!」って思ってたけど、冷静に考えたら、自分の投資方針を守るためには必要なんやな。
リバランスが必要になれば「買い増し型」でちょこちょこバランス取っていく感じが合ってる気がするわ。
それに年1回、年末とかに「自分の資産配分どうなっとるかな?」って見るだけでも違うよな。
未来の自分のために、ちょっと手間をかけるのも悪くないなと思えるようになってきたわ。
“ほったらかし”でも“気にかける”ことは、立派な投資行動やな。