対象期間:2026年5月2日〜5月8日(GW明け週)
出典:Yahoo!ファイナンス、日経公式、リアルタイムチャート
今週の結論
日本株:日経平均株価は週間+5.38%で爆上げ。
5/7の単日上昇幅は+3,320円で史上最大(過去最大は2024/8/6の+3,217円)を更新し、終値62,833円で史上最高値も塗り替えた。
5/8も62,713円で高値圏キープ。
TOPIXは週間+2.70%で3,829.48と高値圏ながら、2/27の直近高値3,938.68から-2.77%でやや出遅れ。
米株:S&P500+2.63%、NASDAQ+5.44%、SOX指数+12.11%と3指数が同時に史上最高値を更新。
一方でNYダウは週間-0.09%で、史上最高値(2/10付50,188)にあと1.15%まで届かず出遅れ。
為替:ドル円は週間-2.22%で156.62円。
4/30、5/4、5/6の3回、当局の為替介入と思われる急落(一時155円台まで)が観測され、その後は156〜157円台で一進一退。
主要指数の週間サマリー
| 指数 | 5/8終値 | 週間騰落 | 史上最高値からの距離 |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 62,713円 | +5.38% | -0.19%(5/7に更新/単日+3,320円は史上最大) |
| TOPIX | 3,829.48 | +2.70% | -2.77%(直近高値2/27、3,938.68) |
| S&P500 | 7,398.93 | +2.63% | 5/8に更新 |
| NASDAQ | 26,247 | +5.44% | 5/8に更新 |
| SOX | 11,775 | +12.11% | 5/8に更新 |
| NYダウ | 49,609 | -0.09% | -1.15%(2/10) |
| ドル円 | 156.62円 | -2.22% | — |
日本株:日経は最高値、でも内実は二極化
📊 日経平均

| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 週初(5/1終値) | 59,513円 |
| 週末(5/8終値) | 62,713円 |
| 週間騰落 | +3,200円(+5.38%) |
| 5/7単日上昇幅 | +3,320円(史上最大) |
| 史上最高値(ザラ場) | 63,091円(5/7) |

連休明け一発目でいきなり史上最高値更新やんか。
5/7の上昇幅+3,320円って、過去最大ちゃうのこれ?
62,000円台が定着した感あるな。





せやな。
これまでの最大上昇幅は2024年8月6日の+3,217円やったから、今回の+3,320円が新記録(歴代1位)になる。
連休中の米株上昇(S&P500やNASDAQの最高値更新)を5/7に一気に織り込んだ形や。
週末の62,713円キープも、利確売りに崩れなかった証拠やな。
📊 TOPIX


TOPIXは週間+2.70%で3,829.48ポイント。
高値圏で推移しているものの、2/27の直近高値3,938.68を更新できず-2.77%の位置で、日経が連日最高値を更新する流れに対しやや出遅れ。
大型株中心の指数として広がりに欠ける動きで、半導体・AI関連の値嵩株主導の偏った上昇相場であることを示唆している。
📌 「日経最高値」の裏で広がる二極化
指数は最高値を更新しているが、個別銘柄レベルでは温度差が大きい。
5/8時点で年初来安値を更新した銘柄が291銘柄(全市場・株探kabutan調べ)にのぼり、半導体・AI関連や指数寄与度の高い銘柄に資金が偏った「選別相場」となっている。
ETFやインデックス投資には追い風だが、個別株投資では銘柄選定の重要性が一段と増している。





日経は最高値更新で大盛り上がりやけど、自分の持ち株は全然上がってない感じあるわ。
年初来安値の銘柄が291ってえぐくない?





そうなんよ。
半導体・AI関連と指数寄与度の高い大型株(キオクシア、アドバンテスト、東京エレク、ソフトバンクGなど)に資金が集中して、それ以外(内需中小型・景気敏感)は資金不足で売られてる構図や。
「指数だけ見てたら全部上がってるように見える」けど、実態は歴史的な選別相場になってる。
📌 注目銘柄の決算反応
GW明けの2日間(5/7、5/8)に主要企業の本決算がピークを迎え、明暗がはっきり分かれた。
| 銘柄 | 今期見通し | 5/8終値 | 週間騰落 |
|---|---|---|---|
| トヨタ自動車(7203) | 最終-22%減益(予想下回る) 5円増配 | 2,913円 | -2.90% |
| 任天堂(7974) | 経常-21%減益 前期増配・今期減配 ※決算は引け後発表 | 7,667円 (PTS 6,995円) | +0.92% (PTS-8.76%) |
| ソニーG(6758) | 最終+13%増益・2期ぶり最高益 10円増配 | 3,114円 | -0.42% |





3社の決算反応がバラバラやな。
トヨタは大きく下げて、任天堂はPTSで急落。
ソニーは増益・最高益・増配でも下げてるし、決算の何が見られてるんやろ?





決算の中身も市場の評価も三者三様や。
トヨタ(7203):今期最終-22%減益はアナリスト予想を下回る厳しい数字。米国関税や円高想定が響いて警戒感→週間-2.9%。
任天堂(7974):通常終値は+0.9%で堅調に見えたけど、引け後の決算(経常-21%減益・今期減配)が嫌気されてPTSでは-8.76%(6,995円)まで急落。週明けの寄り付きで本格反応がくる見込み。
ソニーG(6758):最終+13%増益で2期ぶり最高益+10円増配は好材料やけど、税引前ベースで予想を下回ったため反応は控えめ→ほぼ横ばい(PTSは+3.4%)。
業績の中身(増益/減益)だけでなく、「アナリスト予想との比較」「織り込み度」「将来の成長ストーリー」で明暗が分かれた決算週やったな。
米株:S&P500・NASDAQ・SOXが同時に最高値更新
📊 S&P500


S&P500は週間+2.63%で7,398.93ポイント。
5/8終値で史上最高値を更新。
大型ハイテクの決算が市場予想を上回り、AI関連の成長期待が再加速した。
📊 NASDAQ


NASDAQは週間+5.44%で26,247ポイント。
こちらも史上最高値を更新。
マグニフィセントセブンを中心としたメガテックの強さが牽引役。
📊 SOX指数(半導体)


SOX指数は週間+12.11%と圧倒的なパフォーマンス。
11,775ポイントで史上最高値を更新。
半導体関連の決算が軒並み好調で、AI投資需要の継続が改めて確認された格好。
📌 半導体株が広範囲で急騰、AMD・Micron・Intelが牽引
SOX+12%は単一銘柄ではなく、主要半導体株が軒並み2桁上昇した広範囲な急騰相場。
特にMicronが週間+37.73%、AMDが+26.25%、Intelが+25.40%、Qualcommが+23.77%と、半導体セクター全体に強い買いが入った。
| 銘柄 | 5/8終値 | 週間騰落 |
|---|---|---|
| Micron(MU) | $746.81 | +37.73% |
| AMD | $455.19 | +26.25% |
| Intel(INTC) | $124.92 | +25.40% |
| Qualcomm(QCOM) | $219.09 | +23.77% |
| Lam Research(LRCX) | $294.05 | +14.54% |
| Applied Materials(AMAT) | $435.44 | +11.92% |
| ASML | $1,592.02 | +11.56% |
| NVIDIA | $215.20 | +8.44% |
| TSMC | $411.68 | +3.52% |
特に注目はAMDの決算反応。5/5引け後の決算が市場予想を大幅に上回り、5/6にギャップアップで急騰。1日で+18.6%、週間では+26.25%という圧倒的な上昇となった。
| AMD(Advanced Micro Devices)週間データ | |
|---|---|
| 項目 | 数値 |
| 5/1終値 | $360.54 |
| 5/8終値 | $455.19 |
| 週間騰落 | +26.25% |
| 5/5→5/6ギャップ | +15.26%(決算翌日) |
| 5/6単日終値ベース | +18.61% |





AMD+26%は派手やけど、Micron+37%とかIntel+25%もえぐいな。
SOX+12%って単発じゃなくて、半導体セクター全体に資金が一気に流れ込んだってことか。





ほんまそれや。
AMDの5/5引け後決算がAIアクセラレータ事業の好調で予想を大幅に上回り、5/6にギャップアップで+18.61%急騰したのが起点。
これがNVIDIA一強構図への見直しを誘発し、半導体株全般への資金流入につながった形や。
Micron(メモリ・HBM需要)、Intel(再建期待)、Qualcomm(モバイル+AI)など、それぞれの個別ストーリーも追い風となって、セクター全体で20-37%の急騰となった。
再来週5/21にはNVIDIA決算が控えてるから、SOX指数のフォロースルーが継続するか正念場や。
📊 NYダウ:出遅れ組


NYダウは週間-0.09%で49,609ポイントと小幅安。
2/10につけた史上最高値50,188ポイントから約1.15%下方に位置し、最高値更新組から取り残されている。
ハイテク偏重の指数(NASDAQ・SOX)と異なり、伝統的な大型株30銘柄で構成されるダウは、AIラリーの恩恵を限定的にしか受けていない。





S&P500・NASDAQ・SOXが揃って最高値更新する中、ダウだけ出遅れてるな。
同じ米国市場でも銘柄構成でこんなに差が出るんや。





そうそう。
ダウは伝統的な大型優良株30銘柄で構成されてて、AIラリーの恩恵を直接受ける半導体やハイテク比率が低い。
2/10の最高値50,188から1.15%下方で、最高値更新組から1人だけ取り残されてる形。
これは日本のTOPIX出遅れ(高値圏ながら直近高値-2.77%)と同じ構図で、ハイテク・半導体集中相場の特徴がよく出た一週間やった。
「最高値=バブル」なのか?数字で検証
日経平均が史上初の62,000円台に乗り、米3指数も同時最高値となると、「これってバブルじゃないの?」という声が必ず上がる。
結論から言うと、現時点ではバブルとは言いきれない水準である。
📌 ポイント:分母(EPS)が伸びている
株価が上がっても、EPS(1株当たり利益)が同じくらい伸びていれば、PER(株価収益率)は変わらない。
つまり「割高さ」は増えていない、ということになる。
2026年5月8日時点の日経平均構成銘柄の予想EPSは3,121.64円。
1ヶ月前(4/7)の2,693円から+15.9%も上昇しており、業績相場が継続している。
この結果、PERは 62,713円 ÷ EPS3,121円 = 20.09倍 となる。
| 時期 | 日経平均 | EPS | 予想PER | 状況 |
|---|---|---|---|---|
| 1989年バブル末期 | 38,915円 | 約650円 | 約60倍 | 典型的バブル |
| 2024年初 | 33,500円 | 約2,250円 | 約14.9倍 | 割安圏 |
| 2026/4/7(1ヶ月前) | 53,429円 | 2,693円 | 19.84倍 | やや割高 |
| 2026/5/8 | 62,713円 | 3,121円 | 20.09倍 | やや割高だがバブルではない |
PER20倍は過去長期平均(14〜16倍)よりやや高めではあるが、1989年バブル時の60倍とは桁違い。
更に注目したいのは、株価上昇に対してEPSがしっかり追従して伸びていること。
この1ヶ月で日経が+17%上昇している間に、EPSも+15.9%上昇しており、PERは19.84倍 → 20.09倍とほぼ横ばい。
つまり今回の上昇は「期待先行」ではなく、業績の裏付けがある業績相場と言える。
その他の指標:
・PBR=1.86倍(適正圏)
・益回り=4.98%(10年国債利回り2.475%との差約2.5%=株式リスクプレミアム健全)
・配当利回り=1.51%(株価上昇で低下)
※データ出典:日経225PER PBR推移(nikkei225jp.com、5/8時点)





1ヶ月で日経が+17%上がってんのに、PERがほぼ横ばいって不思議やな。
これってバブルとは違う感じなんかな?





せやな。
株価上昇に企業利益(EPS)の伸びが追従してるから、PER的には「割高すぎ」とは言えない。
1989年のバブル末期はPER60倍とかの異常値やったけど、今は約20倍。
これは「業績相場」のサインで、過熱というよりは業績の裏付けがある正常な上昇といえる。
ただし業績相場が腰折れしたら一気にPERが切り上がるリスクはあるから、今後の決算ガイダンスは超重要や。
為替:介入観測の余波で一進一退
ドル円は週間-2.22%で156.62円。
前週末(4/30)にすでに為替介入観測(一時160.70円→155.55円の約5円急落)が出ていた流れを引きずり、今週も5/4と5/6の2回、計3回の介入観測の急落が確認された。


連休中の動きが激しく、5/4(12:55 JST)に155.77円まで急落、5/6(13:54 JST)には155.06円まで急落と、それぞれ短時間の鋭い下落と戻しが観測された。
4/30の最初の介入観測(156.44円)に続いて、3回連続で同じパターンが出ており、当局による「160円超え定着」を阻止する強い姿勢が市場に意識された。
その後は156円台後半〜157円台で一進一退の小動きとなり、5/8は156.62円で着地。





5/6に1日で2.84円も動いたんは派手やったな。
4/30、5/4、5/6と3回とも同じパターンで、連休中の薄商いを狙って当局が動いた感じあるわ。
このまま157円台で落ち着くんかな?





どうかな。
4/30・5/4・5/6の3回とも、いったん155円台に突っ込んでから157円台まで戻すパターン。
政府・日銀の「160円超え定着は許さん」というメッセージが市場に伝わった格好や。
当面は157〜160円のレンジが意識される展開で、来週の米CPI次第ではさらに円高か再び160円トライか正念場やな。
輸出企業の業績にとっては円高方向の動きは逆風だが、輸入物価の落ち着きという観点では国内消費者にはポジティブ。
来週の米CPI(5/13)でさらに円高が進むか、再び160円トライとなるか正念場。
来週(5/12〜5/16)の見通し
注目ポイント:
・米CPI(5/13):FRBの利下げ判断に直結。市場予想を下回れば一段の利下げ織り込みで株高・円高加速。
・日本企業の本決算ピーク:3月期決算の発表が継続。今期ガイダンスとAI関連の設備投資コメントに注目。
・米半導体株のフォロースルー:SOX+12%の勢いが続くか、利確売りで反落するか。
・セクターローテーション:高値圏の半導体・AIから内需・TOPIX銘柄への資金移動が継続するか。
よくある質問(FAQ)
Q1. 日経平均が最高値で、いま株を買って大丈夫?
「最高値=必ず下がる」というロジックはない。
むしろ最高値更新は強いトレンドのサインで、ここから更に上昇する可能性も十分ある。
ただ短期的な利確売りが入りやすい局面でもあるから、一括投資ではなく時期を分散して買うのが無難。
NISAでつみたて投資を続けてる人は、相場関係なくそのまま継続でOKや。
Q2. 日経が最高値なのに、自分の持ち株は下がってるんやけど…
今は「指数の二極化相場」やから珍しいことやないで。
5/8時点で年初来安値を更新した銘柄は291もある(全市場)。
原因は、半導体・AI・大型株に資金が偏って、それ以外(中小型・内需・景気敏感)に資金が回ってない状態。
個別株は銘柄選定がモロに効くタイミングやから、業績とPERを再確認してみるとええで。
Q3. SOX+12%って凄いけど、いまから半導体株に乗っても大丈夫?
1週間で+12%は明らかな短期過熱や。
長期的にはAI投資需要は続くと見られてるけど、ここから新規で全力突っ込むのはリスク高い。
分散投資の一部として、ETF(SOXLやNVDA関連)を少額から積み立てるくらいが無難やな。
まぐのメモ
5/7に単日上昇幅+3,320円という史上最大記録を更新、終値も62,833円で史上最高値という、歴史に残る一週間やった。
米3指数も同時最高値で、日米ともにエポックメイキング。
SOX+12%、NASDAQ+5.4%という数字を見ると「バブルか?」と心配になるが、日経のPERは20倍程度で、EPSがこの1ヶ月で+16%伸びて株価上昇についてきている。
とはいえ「全部の銘柄が上がってる」相場ではなくて、年初来安値の銘柄が291もある二極化マーケット。
個別株では業績の裏付けがしっかりした銘柄を選別する時期、インデックスやNISAは粛々と継続で。
こういう二極化相場では年初来安値圏に沈んでる高配当株を虎視眈々と狙っていきたい。業績しっかりで利回り上がった銘柄が拾い時になる可能性ある。
来週の米CPIと日本企業の決算ガイダンスに注目したい。
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📚 データ出典
・株価データ:Yahoo!ファイナンス、Yahoo!ファイナンス(日本版)
・最高値・PER参照:日経公式「投資指標」、各証券会社の指数情報
・年初来安値銘柄数:株探(kabutan)「本日、年初来安値を更新した銘柄」(全市場・5/8 16:00時点)



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