【2026年10月第2週 振り返り】日経平均は下げ幅歴代3位、それでも33業種のうち20業種は上げた|コアウィーブ・ショック

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2026年10月12日(月)から10月16日(金)までの相場を振り返ります。
12日(月)はスポーツの日で、東京市場は休みでした。
先週の振り返りはこちらです。

今週の結論

日経平均は週間−5.37%(3,706円安)の65,324円で、5週ぶりに下げました。
木曜は3,318円安で、下げ幅は今年最大、歴代3位です。
率にすると−4.90%です。
木曜まで6日続けて下げ、金曜は898円高と7日ぶりに戻しています。

それでも、日本株がまとめて崩れたわけではありません。
TOPIXの週間の下げは−0.95%にとどまり、東証33業種のうち20業種は週間で上がりました。
大きく下げたのは、非鉄金属(−12.51%)や電気機器(−6.76%)など、AI・半導体に関わる業種です。
木曜の下げ幅3,318円のうち、日経平均を押し下げた上位5銘柄で約2,456円と、74%を占めました。

下げのきっかけは、アメリカのAI関連の会社の社債が売られた「コアウィーブ・ショック」と、予想を上回ったアメリカの9月の消費者物価指数(CPI)です。

アメリカでは、SOX指数が−11.41%と、月曜から金曜まで5日続けて下げました。
NASDAQは−4.48%、S&P500は−1.95%で、NYダウだけが+0.67%と上げています。

ドル円は157円99銭で週を終え、WTI原油(11月限)は+10.72%の101.70ドルと100ドルを超えました。

まぐ
まぐ

日経平均は歴代3位の下げ幅やのに、上がった業種の方が多かったんか。

チャッピー
チャッピー

そうなんよ。
日経平均は、株価の高い銘柄が動くと指数も大きく動く仕組みや。
今週はその株価の高い半導体の銘柄がまとめて売られたから、日経平均だけ下げが大きく見えたんよ。
TOPIXで見ると、−0.95%にとどまってるで。

今週の主要指数

まず株価指数を、週間の騰落率が大きい順に並べます。

株価指数週間騰落率終値
NYダウ+0.67%52,002.41
TOPIX−0.95%4,066.00
S&P500−1.95%7,659.44
東証グロース市場250指数−3.40%779.18
NASDAQ−4.48%26,140.03
日経平均−5.37%65,324.29
SOX半導体−11.41%11,137.29

原油と為替はこちらです。

原油・為替週間騰落率終値
WTI原油(11月限)+10.72%101.70ドル
ドル円−0.16%157円99銭

株価指数は7つのうち、上げたのはNYダウだけです。
SOX指数は週間で11%を超えて下げました。

日経平均(−5.37%)|木曜は下げ幅歴代3位の3,318円安、金曜に898円戻した

日経平均株価の日足チャート。2026年10月12日から10月16日までの週をハイライトしている

日経平均は前週末の69,030円92銭から65,324円29銭へ、週間で3,706円63銭下げました。
5週ぶりの下げです。
終値の最高値(6月25日の72,366円34銭)からは、9.73%下の位置です。

日終値前日比
10月12日(月)休場スポーツの日
10月13日(火)67,777.52−1,253.40
10月14日(水)67,744.29−33.23
10月15日(木)64,425.95−3,318.34
10月16日(金)65,324.29+898.34

連休明けの火曜は1,253円安でした。
連休中の月曜に、アメリカで半導体株が売られた流れを受け、一時は2,000円近く下げています。
ただ、この日は東証プライムの73%の銘柄が値上がりし、TOPIXは小幅に上げました。
日経平均を押し下げたのは、東京エレクトロン(約450円)、ソフトバンクグループ(約399円)、アドバンテスト(約261円)などです。

水曜は33円安と小幅でした。
朝は400円あまり上げましたが、午後2時に出たオランダの半導体製造装置メーカー、ASMLの決算をきっかけに値を消しています。

木曜は3,318円安で、6日続けての下げになりました。
下げ幅は今年最大で、歴代3位です。
前日の水曜、アメリカでは9月のCPIが予想を上回り、SOX指数が4.30%下げています。
さらにAI関連の会社の社債が売られ、不安が広がりました。
日経平均を押し下げた上位5銘柄(アドバンテスト・東京エレクトロン・ソフトバンクグループ・イビデン・フジクラ)で約2,456円と、下げ幅の74%を占めています。
アドバンテスト1銘柄で約1,303円です。
東証プライムの売買代金は10兆1,401億円と、約1か月ぶりに10兆円を超えました。

金曜は898円高で、7日ぶりに上げました。
前日の木曜、アメリカでNYダウが556ドル高と上げた流れを受け、前日に大きく下げたAI・半導体の銘柄が買い戻されています。
一時は1,200円を超えて上げ、東証プライムの約83%の銘柄が値上がりしました。
木曜までの6日間で、日経平均は6,258円下げていました。
ただ、金曜の夜のアメリカ市場でハイテク株がまた売られ、シカゴの日経平均先物は大阪取引所の終値より1,595円安い水準で週を終えています。

TOPIX(−0.95%)|下げは日経平均の5分の1以下

TOPIXの日足チャート。2026年10月12日から10月16日までの週をハイライトしている

TOPIXは前週末の4,104.81から4,066.00へ、週間で0.95%下げました。
終値の最高値(8月14日の4,197.2)からは、3.13%下の位置です。

日終値前日比
10月13日(火)4,110.67+5.86(+0.14%)
10月14日(水)4,096.78−13.89(−0.34%)
10月15日(木)3,999.34−97.44(−2.38%)
10月16日(金)4,066.00+66.66(+1.67%)

日経平均との差がいちばん出たのは火曜です。
日経平均が1,253円安だった日に、TOPIXは+0.14%と小幅に上げました。
33業種のうち26業種が上がり、メガバンクやトヨタ自動車、三菱重工業、海運などが買われています。

木曜はTOPIXも2.38%下げましたが、日経平均の−4.90%の半分以下です。
週間で見ると、日経平均の−5.37%に対して、TOPIXは−0.95%でした。
日経平均は株価の高い銘柄ほど指数への影響が大きく、今週はアドバンテストや東京エレクトロンなど、株価の高い半導体の銘柄がまとめて下げたためです。

東証グロース市場250指数(−3.40%)|木曜まで3日続けて下げ、金曜に戻した

東証グロース市場250指数の日足チャート。2026年10月12日から10月16日までの週をハイライトしている

東証グロース市場250指数は806.62から779.18へ、週間で3.40%下げました。

火曜から木曜まで3日続けて下げ、木曜は756.53で終えています。
金曜は+22.65ポイントと戻しました。

S&P500(−1.95%)|水曜のCPIで下げ、金曜も1.09%下げた

S&P500の日足チャート。2026年10月12日から10月16日までの週をハイライトしている

S&P500は7,811.54から7,659.44へ、週間で1.95%下げました。
週末は、10月6日に付けた終値の最高値7,818.93から2.04%下の位置です。

水曜は−1.11%でした。
9月のCPIが前年比+3.7%と予想を上回り、利上げの見方がまた強まっています。
木曜は+0.33%と戻しましたが、金曜は−1.09%と下げました。
AI関連の会社の投資が多すぎるという心配から、半導体などハイテク株が売られています。

金曜は、株価が大きく動くと見る投資家の多さを示すVIX指数が、一時22.31まで上がりました。
取引時間中に20を超えたのは、7月30日以来、約2か月半ぶりです。
終値は19.99で、7月29日以来の高い水準でした。

NYダウ(+0.67%)|主要な株価指数で、上げたのはダウだけ

NYダウの日足チャート。2026年10月12日から10月16日までの週をハイライトしている

NYダウは51,654.95ドルから52,002.41ドルへ、週間で0.67%上げました。

日終値前日比
10月12日(月)51,850.55+195.60
10月13日(火)51,670.10−180.45
10月14日(水)51,621.48−48.62
10月15日(木)52,177.69+556.21
10月16日(金)52,002.41−175.28

木曜は556ドル高でした。
この日は9月の生産者物価指数(PPI)が前月比+1.3%と、予想(+0.6%)を上回りましたが、反応は限られました。

金曜は175ドル安で、一時は300ドルを超えて下げています。
ハイテク株が売られる一方、エネルギー関連は底堅く、石油大手のシェブロンが2.59%上げました。

NASDAQ(−4.48%)|水曜に1.88%、金曜に2.15%下げた

NASDAQ総合指数の日足チャート。2026年10月12日から10月16日までの週をハイライトしている

NASDAQ総合指数は27,366.17から26,140.03へ、週間で4.48%下げました。
週末は、10月6日に付けた終値の最高値27,599.79から5.29%下の位置です。

火曜は、中国のメモリー半導体メーカーが高性能な製品を出す計画が伝わり、メモリーの銘柄が売られました。
水曜は、CPIが予想を上回って−1.88%です。

木曜は、コアウィーブの社債が売られてAI関連の銘柄に売りが広がり、一時は大きく下げました。
それでも終わりにかけて持ち直し、+0.08%とわずかに上げて終えています。

金曜は−2.15%でした。
AI関連の会社の投資が多すぎるという警戒が続き、メモリーのサンディスクが6.85%、マイクロン・テクノロジーが5.63%、AMDが5.95%下げています。
メタも3.72%下げました。

SOX半導体(−11.41%)|月曜から金曜まで、5日続けて下げた

フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の日足チャート。2026年10月12日から10月16日までの週をハイライトしている

SOX指数は12,572.42から11,137.29へ、週間で11.41%下げました。
月曜から金曜まで、5日とも下げています。

日終値前日比
10月12日(月)12,236.79−2.67%
10月13日(火)12,208.79−0.23%
10月14日(水)11,684.38−4.30%
10月15日(木)11,581.21−0.88%
10月16日(金)11,137.29−3.83%

下げが大きかったのは、CPIが出た水曜と、AI関連の投資への警戒が続いた金曜です。
SOX指数は、6月22日に付けた終値の最高値14,634.7から、23.90%下の位置です。

ここで挙げた銘柄は今週の値動きを説明するためのもので、売買を勧めるものではありません。

ドル円(−0.16%)|1週間の値幅は1.4円ほど、158円前後で動いた

ドル円の日足チャート。2026年10月12日から10月16日までの週をハイライトしている

ドル円は前週末の158円25銭から157円99銭へ、週間で0.16%の円高ドル安になりました。

今週の値幅は、安値157円55銭から高値158円95銭までの1.4円ほどです。
水曜のニューヨーク市場の時間帯には、CPIの上振れで158円95銭まで円安が進みましたが、その後はアメリカの長期金利が下がって戻しています。

金曜は、FRBのウォーシュ議長が利上げの可能性を示さず、追加の利上げの見方が後退してドルが売られる場面がありました。
日銀の植田総裁は、利上げを続ける考えを示しています。

WTI原油(+10.72%)|5日続けて上げ、約1か月ぶりに100ドル台

WTI原油先物(11月限)の日足チャート。2026年10月12日から10月16日までの週をハイライトしている

WTI原油(11月限)は91.85ドルから101.70ドルへ、週間で10.72%上げました。
月曜から金曜まで5日続けて上げ、金曜は+3.81%で、約1か月ぶりに100ドル台に乗せています。

月曜には、サウジアラビアの首都の空港が攻撃され、トランプ大統領がイエメンの武装組織フーシ派との戦闘に加わることを検討していると発言しました。

金曜は、イランが米国の攻撃に備えて防空を強めると表明したと伝わりました。
フーシ派によるサウジアラビアへの攻撃や、ロシアとウクライナの戦争が長引くとの見方も重なり、原油が足りなくなるとの心配から買われています。

日米の長期金利|米10年債は週間で14.6bp下がり、日本10年国債は3%を割った

日米の10年債利回りの日足チャート。米10年債利回りと日本10年国債利回りを並べている
10年債利回り前週末(10月9日)今週末(10月16日)変化
米10年債5.244%5.098%−14.6bp
日本10年国債3.016%2.937%−7.9bp

AI関連の社債への不安が広がると、安全とされる国債が買われ、利回りは下がりました。
日本の10年国債利回りも、木曜に3%を下回っています。

コアウィーブ・ショック|AI関連の社債が売られ、半導体株に広がった

今週の下げのきっかけになったのが、「コアウィーブ・ショック」と呼ばれる動きです。
何が起きたのかを、順番に整理します。

コアウィーブの社債が急落した

コアウィーブは、AIの計算に使うデータセンターを運営する、アメリカの新しいクラウドの会社です。
14日(水)、この会社の社債の値段が急に下がりました。

社債は、会社がお金を借りるときに出す債券です。
値段が下がるほど、これから買う人にとっての利回りは高くなります。
コアウィーブの社債は、もともとの利率が9%台後半でしたが、値段が下がって利回りは15%台まで上がりました。
これは、会社の財務が危ないとみなされる「ディストレスト債」と呼ばれる水準です。

なぜ問題になったのか

利回りが15%ということは、次にお金を借り換えるときに、15%前後の金利を覚悟しないといけないということです。
借りたお金で建てたデータセンターが15%を大きく下回る稼ぎしか生まなければ、利息を払うのが苦しくなります。
AIには巨額の投資が必要で、その多くを借りたお金で賄っている会社が少なくありません。

背景には、アメリカの長期金利の上昇があります。
本来、金利が上がるのは株価にとって逆風です。
それでもこれまでは「AIで業績が大きく伸びる」という期待が、その逆風を打ち消してきました。
コアウィーブの社債の急落は、その前提に疑問を投げかける形になりました。

ほかのAI関連の会社にも広がった

社債が返ってこない場合に備える取引(CDS)の料率も上がり、不安はオラクルやソフトバンクグループなど、ほかのAI関連の会社の社債にも広がりました。
株価では、日本ではアドバンテストや東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、アメリカではSOX指数が大きく下げています。
社債から離れたお金は安全とされる国債に向かい、日米の長期金利は下がりました。

これからの注目点

注目されているのは、社債の不安が本格的な信用不安に広がるかどうかです。
来週からは、AIに大きな投資をしている大手クラウド事業者の決算が始まります。
21日(水)にメタ、28日(水)にマイクロソフトやアルファベットが決算を出し、日本では22日(木)にディスコが予定しています。
AI関連の会社の業績が改めて確認できるかが、次の焦点になりそうです。

まぐ
まぐ

社債の利回りが上がると、なんで株まで下がるん?

チャッピー
チャッピー

AIの会社は借りたお金で設備投資を増やしてるから、借りにくくなったら投資も減るかもしれへん。
そうなると、AI向けの半導体を売ってる会社の先行きも心配になる、という連想が働いたんよ。

ASMLとTSMCの決算|内容は良かったのに、日本の半導体株は下げた

今週は、半導体の大手2社が日本の取引時間中に決算を出しました。
どちらも内容は良かったものの、日本の半導体株は買われるどころか、発表のあとに下げています。

水曜の午後2時ごろ、オランダの半導体製造装置メーカーASMLが7〜9月期の決算を出しました。
大きく増収増益でしたが、市場は「材料出尽くし」と受け止めています。
日経平均は朝のうちに400円あまり上げていましたが、発表のあとに半導体の銘柄が売られ、33円安で終えました。

木曜の昼には、台湾の半導体受託生産の最大手TSMCが7〜9月期の決算を出しました。
売上高も純利益も四半期として過去最高で、市場の予想を上回っています。
それでも日本株の反応は限られ、アドバンテストや東京エレクトロン、レーザーテックなどは大きく下げたまま終えました。

まぐ
まぐ

決算が良かったのに、日本の半導体株はむしろ下げていったのが印象的やったな。

チャッピー
チャッピー

良い決算は、もう株価に織り込まれてたんやろな。
そこに社債の不安が重なって、下げてる株を買いにいく人が出てこんかった。
決算の数字と株価の動きは、いつも同じ向きとは限らへんということやね。

東証33業種|週間で上がったのは20業種、下げたのは13業種

東証33業種の週間騰落率の横棒グラフ。上昇20業種を緑、下落13業種を赤で、上昇率の高い順に並べている

東証33業種の週間騰落は、上昇が20業種、下落が13業種でした。

業種週間騰落率
上昇1位医薬品+6.05%
上昇2位保険業+4.79%
上昇3位輸送用機器+4.53%
上昇4位サービス業+3.91%
上昇5位卸売業+3.72%
下落1位非鉄金属−12.51%
下落2位電気機器−6.76%
下落3位金属製品−5.72%
下落4位ガラス・土石−5.11%
下落5位機械−2.63%

上がった業種の数を日ごとに数えると、こうなります。

日上がった業種(33業種のうち)
10月13日(火)26
10月14日(水)14
10月15日(木)10
10月16日(金)32

日経平均が3,318円下げた木曜も、33業種のうち10業種は上がりました。
医薬品はこの日に+4.01%と大きく上げています。
金曜は33業種のうち32業種が上がりました。

下落の1位は非鉄金属の−12.51%で、木曜だけで−10.67%です。
AI向けのデータセンターで使う光ファイバーや電線の会社が入っていて、フジクラなどが売られました。

高配当株の多い業種では、保険業が+4.79%、卸売業が+3.72%、輸送用機器が+4.53%と上位に入りました。
銀行業は−1.01%、電気・ガス業は−0.99%と小幅に下げています。

ここで挙げた銘柄や業種は今週の値動きを説明するためのもので、売買を勧めるものではありません。

まぐのメモ:コアウィーブ・ショックでも、冷静に

今週はコアウィーブ・ショックで、日経平均は歴代3位の下げ幅になった。
AI関連の会社の借金がちゃんと返せるのか、という不安やから、この先どうなるかは正直わからん。

ただ、これくらいの下げは1年に何回かはあるもんやと思ってる。
こういうときほど、慌てて売ったりせんと冷静に見ておきたい。

高配当株は、こういう流行りの銘柄まわりのショックのときに、安心して見ていられるのがいいところや。
今週も、保険や卸売、輸送用機器は週間で上がってた。
値動きに振り回されへんのは、精神衛生上もいいと思う。

今週のまとめ

① 日経平均は−5.37%(3,706円安)の65,324円で、5週ぶりに下げました。
木曜の3,318円安は今年最大で、下げ幅は歴代3位です(率は−4.90%)。

② TOPIXは−0.95%で、東証33業種のうち20業種は週間で上がりました。
下げたのは非鉄金属や電気機器など、AI・半導体に関わる業種です。

③ きっかけは、AI向けのデータセンターを貸し出すコアウィーブの社債の値下がり(コアウィーブ・ショック)と、予想を上回ったアメリカの9月のCPIです。

④ 水曜のASML、木曜のTSMCの決算は内容が良かったものの、日本の半導体株は発表のあとに下げました。

⑤ アメリカはSOX指数が−11.41%と5日続けて下げ、NASDAQは−4.48%、S&P500は−1.95%。
NYダウだけが+0.67%と上げました。
金曜はVIX指数が一時22.31と、約2か月半ぶりに20を超えています。

⑥ 米10年債利回りは5.098%、日本10年国債利回りは2.937%と、どちらも下がりました。
ドル円は157円99銭、WTI原油(11月限)は+10.72%の101.70ドルです。

日経平均の下げ幅が大きい週ほど、TOPIXや業種の数字もあわせて見ておきたいと思います。

よくある質問(FAQ)

Q1. 下げ幅が歴代3位というのは、どういう意味ですか?

1日に下げた円の大きさで並べたとき、3番目に大きかったということや。
ただ日経平均の水準が高いほど、同じ率でも円の下げ幅は大きく出る。
率にすると今回は−4.90%やから、円と率の両方で見ておくのがいいと思うで。

Q2. 日経平均とTOPIXで、なぜここまで差が出たのですか?

日経平均は、株価の高い銘柄ほど指数への影響が大きい仕組みや。
今週はアドバンテストや東京エレクトロンみたいな株価の高い半導体の銘柄が大きく下げた。
TOPIXは会社の大きさで比率が決まるから、ほかの業種が上げた分もあって、下げが小さく済んだんよ。

Q3. 来週の注目の予定は何ですか?

19日(月)に中国の7〜9月のGDP、21日(水)に日本の貿易統計が出る。
23日(金)は日本の全国の消費者物価指数と、アメリカの景気の速報(PMI)や。
決算はディスコやファナックなどが予定されてる。

前後の相場振り返りもチェック

・前の振り返り: 【2026年10月第1週 振り返り】新TOPIXに入る35銘柄のうち30銘柄が下げ、外れる683銘柄は横ばい|日経平均は721円高、ほぼアドバンテスト1銘柄分

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指数の終値・騰落率は2026年10月16日時点。
ドル円はニューヨーク市場の終値、WTI原油はニューヨーク原油先物11月限の終値を用いています。
本文で挙げた銘柄や業種は、今週の値動きを説明するために示したもので、売買を勧めるものではありません。

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