【2026年10月第3週 振り返り】日経平均は約3か月ぶりの安値|決算が良くてもAI株は売られ、金利低下で銀行は−6%

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2026年10月19日(月)から10月23日(金)までの相場を振り返ります。
先週の振り返りはこちらです。

今週の結論

日経平均は週間−4.03%(2,631円安)の62,693円で、2週続けて大きく下げました。
終値は7月30日以来、約3か月ぶりの安値です。
10月6日に付けた直近の高値70,684円からは、13営業日で7,990円(−11.30%)下げています。

下げの中心は、今週もAI・半導体の銘柄でした。
水曜はアメリカのスペースXの好決算で一時1,300円高まで上げたものの、翌日の木曜は1,713円安で、上げた分を1日で失っています。
木曜は日経平均を押し下げた上位5銘柄で約1,248円と、下げ幅の約73%を占めました。

一方で、日本の長期金利は一時2.8%を下回り、2か月半ぶりの低さになりました。
東証33業種では、不動産業(+3.66%)や医薬品(+2.80%)、電気・ガス業(+2.42%)が上がり、銀行業は−6.24%と下から2番目でした。

アメリカは、水曜までS&P500とNASDAQが上げていましたが、木曜にメタやテスラの決算を受けてAI関連の銘柄が売られました。
週間ではS&P500が−0.47%、NASDAQが−0.71%、SOX指数が−3.21%で、NYダウは+0.41%です。

ドル円は156円81銭で週を終え、WTI原油(12月限)は+4.29%の103.27ドルでした。

まぐ
まぐ

日経平均は2週で6,000円以上も下げて、7月末の水準まで戻ってきたな。

チャッピー
チャッピー

そうなんよ。
ただ下げたのはAI・半導体が中心で、TOPIXの週間の下げは−2.46%で、日経平均の−4.03%より小さいんよ。
業種で見ると、33業種のうち15業種は週間で上がってるで。

今週の主要指数

まず株価指数を、週間の騰落率が大きい順に並べます。

株価指数週間騰落率終値
NYダウ+0.41%52,215.16
S&P500−0.47%7,623.68
NASDAQ−0.71%25,955.34
TOPIX−2.46%3,965.81
東証グロース市場250指数−3.15%754.60
SOX半導体−3.21%10,779.46
日経平均−4.03%62,693.16

原油と為替はこちらです。

原油・為替週間騰落率終値
WTI原油(12月限)+4.29%103.27ドル
ドル円−0.74%156円81銭

株価指数は7つのうち、上げたのはNYダウだけです。
下げがいちばん大きかったのは日経平均でした。

日経平均(−4.03%)|約3か月ぶりの安値、上げたのは水曜だけ

日経平均株価の日足チャート。2026年10月19日から10月23日までの週をハイライトしている

日経平均は前週末の65,324円29銭から62,693円16銭へ、週間で2,631円13銭下げました。
先週の−5.37%に続く下げで、2週間では6,337円76銭(−9.18%)下げています。
終値の最高値(6月25日の72,366円34銭)からは、13.37%下の位置です。

日終値前日比
10月19日(月)64,916.70−407.59
10月20日(火)64,075.42−841.28
10月21日(水)64,621.24+545.82
10月22日(木)62,907.84−1,713.40
10月23日(金)62,693.16−214.68

月曜は407円安でした。
前週末の金曜、アメリカでSOX指数が3.83%下げた流れを受け、朝は1,500円近く下げて64,000円を割る場面がありました。
そのあとは先物に買いが入り、下げ幅を縮めています。

火曜は841円安でした。
前日の月曜、アメリカではSOX指数が9日ぶりに上げましたが、東京では買いが続きませんでした。
この日は韓国で、データセンターの会社エリスが上場初日に30%を超えて下げ、AI関連への不安がまた強まっています。
東証プライムでは76%の銘柄が値下がりしました。

水曜は545円高で、今週ただ1日の上げです。
前日の火曜、アメリカの取引が終わったあとに出たスペースXの決算が良く、AI・半導体の銘柄に買い戻しが入りました。
朝は一時1,300円近く上げましたが、後場は売りに押されています。

木曜は1,713円安で、この日の安値で終えました。
前日の水曜、アメリカの取引が終わったあとに出た半導体製造装置のラム・リサーチの決算は良かったものの、時間外の取引で株価が下げています。
日経平均を押し下げた上位5銘柄(アドバンテスト・東京エレクトロン・ソフトバンクグループ・イビデン・キオクシアホールディングス)で約1,248円です。
アドバンテスト1銘柄で約446円でした。
それでも東証プライムで値下がりした銘柄は約52%で、下げは半導体に集中しています。

金曜は214円安でした。
前日の木曜、アメリカでSOX指数が6.72%下げたのを受け、朝は1,400円を超えて下げ、取引時間中としては約3か月ぶりに62,000円を割りました。
後場にはソフトバンクグループやアドバンテストの下げ幅が縮み、日経平均も下げ渋っています。
ただ、東証プライムで値上がりした銘柄は約35%にとどまりました。

TOPIX(−2.46%)|日経平均の−4.03%より下げは小さかった

TOPIXの日足チャート。2026年10月19日から10月23日までの週をハイライトしている

TOPIXは前週末の4,066.00から3,965.81へ、週間で2.46%下げました。
終値の最高値(8月14日の4,197.2)からは、5.51%下の位置です。

日終値前日比
10月19日(月)4,067.48+1.48(+0.04%)
10月20日(火)4,009.21−58.27(−1.43%)
10月21日(水)4,043.73+34.52(+0.86%)
10月22日(木)3,997.50−46.23(−1.14%)
10月23日(金)3,965.81−31.69(−0.79%)

月曜は、日経平均が407円下げた日にTOPIXは+0.04%とわずかに上げました。
木曜も、日経平均の−2.65%に対してTOPIXは−1.14%です。
日経平均は株価の高い銘柄ほど指数への影響が大きく、アドバンテストや東京エレクトロンなど株価の高い半導体の銘柄の下げが、日経平均だけを大きく押し下げました。

反対に金曜は、日経平均の−0.34%に対してTOPIXは−0.79%と、TOPIXの方が大きく下げました。
この日は銀行業や海運業など、半導体以外の業種が売られています。

東証グロース市場250指数(−3.15%)|水曜は宇宙関連が買われて+2.79%

東証グロース市場250指数の日足チャート。2026年10月19日から10月23日までの週をハイライトしている

東証グロース市場250指数は779.18から754.60へ、週間で3.15%下げました。

月曜と火曜の2日で33.27ポイント下げ、火曜は745.91で終えています。
水曜は、スペースXの好決算を受けて宇宙関連の新興企業が買われ、+20.78ポイント(+2.79%)と戻しました。
木曜は−13.42ポイント、金曜は+1.33ポイントです。

S&P500(−0.47%)|水曜まで3日続けて上げ、木曜に1.21%下げた

S&P500の日足チャート。2026年10月19日から10月23日までの週をハイライトしている

S&P500は7,659.44から7,623.68へ、週間で0.47%下げました。
週末は、10月6日に付けた終値の最高値7,818.93から2.50%下の位置です。

日終値前日比
10月19日(月)7,690.73+0.41%
10月20日(火)7,712.57+0.28%
10月21日(水)7,757.17+0.58%
10月22日(木)7,663.43−1.21%
10月23日(金)7,623.68−0.52%

水曜までは3日続けて上げました。
前週に売られたハイテク株が買い戻され、水曜はスペースXの決算でAI関連への不安が和らいでいます。

木曜は−1.21%でした。
前日の水曜にメタ、木曜にテスラなどが決算を出しましたが、AIへの大きな投資がきちんと稼ぎにつながるのか、という心配がまた強まりました。
金曜は−0.52%で、社債の利回りの上乗せ幅(信用スプレッド)は2025年5月以来の大きさに広がっています。

NYダウ(+0.41%)|木曜まで上げたが、金曜に652ドル下げた

NYダウの日足チャート。2026年10月19日から10月23日までの週をハイライトしている

NYダウは52,002.41ドルから52,215.16ドルへ、週間で0.41%上げました。

日終値前日比
10月19日(月)51,966.03−36.38
10月20日(火)52,495.88+529.85
10月21日(水)52,856.09+360.21
10月22日(木)52,867.98+11.89
10月23日(金)52,215.16−652.82

火曜は529ドル高で、一時は700ドルを超えて上げました。
アメリカとイランの協議で合意が近いという、まだ確かめられていない情報が流れ、原油が下がって長期金利も下がったためです。
あとで「合意が近いという報道は正確ではない」と伝わり、上げ幅を縮めました。

金曜は652ドル安で、一時は800ドルを超えて下げました。
産業や一般消費財、金融の銘柄が売られています。
この日発表された10月のミシガン大学の消費者信頼感指数は48.0と、5か月ぶりの低さでした。

NASDAQ(−0.71%)|水曜まで2.15%上げ、木曜に2.60%下げた

NASDAQ総合指数の日足チャート。2026年10月19日から10月23日までの週をハイライトしている

NASDAQ総合指数は26,140.03から25,955.34へ、週間で0.71%下げました。
週末は、10月6日に付けた終値の最高値27,599.79から5.96%下の位置です。

月曜は+1.11%でした。
前週に社債が売られて不安が広がったコアウィーブの株が買われる場面があり、メモリーの銘柄も買い戻されています。
水曜は、スペースXとサーバーのスーパー・マイクロ・コンピューターの数字が良く、+1.05%と上げました。

木曜は−2.60%でした。
メタは前日に出した決算で売上高が予想を上回ったものの、AIへの投資に多くのお金が要るとの見方から株価は大きく下げています。
金曜は−0.21%で、マイクロン・テクノロジーやサンディスクなどメモリーの銘柄には買い戻しが入りました。

SOX半導体(−3.21%)|木曜だけで6.72%下げた

フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の日足チャート。2026年10月19日から10月23日までの週をハイライトしている

SOX指数は11,137.29から10,779.46へ、週間で3.21%下げました。

日終値前日比
10月19日(月)11,316.30+1.61%
10月20日(火)11,283.81−0.29%
10月21日(水)11,505.61+1.97%
10月22日(木)10,731.98−6.72%
10月23日(金)10,779.46+0.44%

月曜は、前週の金曜まで8日続けて下げていたSOX指数が、9日ぶりに上げました。
水曜も+1.97%と上げましたが、木曜は6.72%下げ、月曜から水曜までの上げを1日で失っています。
SOX指数は、6月22日に付けた終値の最高値14,634.7から、26.34%下の位置です。

ここで挙げた銘柄は今週の値動きを説明するためのもので、売買を勧めるものではありません。

ドル円(−0.74%)|木曜に1円30銭あまり円高に動いた

ドル円の日足チャート。2026年10月19日から10月23日までの週をハイライトしている

ドル円は前週末の157円99銭から156円81銭へ、週間で0.74%の円高ドル安になりました。

水曜までは158円台で動き、20日(火)の朝に今週の高値158円60銭を付けています。
動いたのは木曜のニューヨーク市場の時間帯です。
フランスの政治への不安や中東情勢への警戒から、安全とされる円とアメリカの国債が買われ、アメリカの長期金利が下がってドルが売られました。
ニューヨーク市場の終値で見ると、水曜の158円13銭から木曜は156円76銭と、1円37銭円高に動いています。

金曜は、東京の朝に今週の安値156円07銭を付けたあと、アメリカの景気の数字が予想を上回り、少し戻して週を終えました。

WTI原油(+4.29%)|金曜に3.82%上げ、103ドル台

WTI原油先物(12月限)の日足チャート。2026年10月19日から10月23日までの週をハイライトしている

WTI原油は、11月限の取引が終わったため、今週から12月限で見ます。
12月限は前週末の99.02ドルから103.27ドルへ、週間で4.29%上げました。

月曜から水曜までは3日続けて下げ、水曜は97ドル台で終えています。
火曜には、アメリカとイランの協議で合意が近いという情報が流れました。
金曜は+3.82%でした。
アメリカが週末にイランへの攻撃を再開するのではないか、という警戒から買われています。
アメリカは今週、サウジアラビアの大使館の一部の職員に退避を命じていました。

日米の長期金利|日本10年国債は2か月半ぶりに2.8%台、米10年債も5%を割った

日米の10年債利回りの日足チャート。米10年債利回りと日本10年国債利回りを並べている
10年債利回り前週末(10月16日)今週末(10月23日)変化
日本10年国債2.935%2.804%−13.1bp
米10年債5.098%4.988%−11.0bp

日本の10年国債利回りは月曜から金曜まで5日続けて下がり、金曜だけで7.8bp下がりました。
20日(火)の20年債の入札で買い注文が過去最高の5.84倍集まり、金利の上げ止まりが意識されています。
取引時間中には2.800%を下回り、2か月半ぶりの低さです。
アメリカの10年債利回りも、木曜に4.953%と5%を下回りました。
年内にアメリカで追加の利上げがあるという見方が弱まったことも、利回りが下がった理由です。

約3か月ぶりの安値|7月末の安値まであと1,200円あまり

金曜の終値62,693円は、7月30日の61,867円以来の安値です。

日経平均金曜の終値との差
10月6日(直近の高値・終値)70,683.98−7,990.82(−11.30%)
10月16日(前週末)65,324.29−2,631.13(−4.03%)
10月23日(今週末)62,693.16—
7月29日(7月の安値・終値)61,434.19あと1,258.97
7月29日(7月の安値・取引時間中)60,448.9あと2,244.26

10月6日の高値からは、13営業日で7,990円下げています。
金曜の取引時間中の安値61,462円は、7月29日の終値とほぼ同じ水準でした。
10月7日から20日までの9営業日で、日経平均が上げたのは1日だけでした。

まぐ
まぐ

日経平均が2週間で1割近く下げると、ずいぶん下がった感じがするね。

チャッピー
チャッピー

日経平均は7月29日の61,434円から10月6日の70,684円まで上げてたけど、その上げ分の8割以上をこの2週間あまりで戻したことになるんよ。
7月29日の終値61,434円を割るかどうかが、次に見られる水準やで。

決算が良くても下がる|メタとラム・リサーチ

今週はアメリカで大手の決算が続きましたが、内容が良くても株価が下がる例が目立ちました。

メタは21日(水)の取引が終わったあとに7〜9月期の決算を出し、売上高は市場の予想を上回りました。
設備投資の計画も引き上げ、時間外の取引では株価が上がっています。
ところが翌日の木曜には大きく下げました。
AIに使うお金がさらに増え、それを回収できるのかという心配が上回った形です。

半導体製造装置のラム・リサーチも、同じ21日に決算を出しました。
内容は良かったものの、市場の高い期待には届かず、時間外の取引で下げています。
日本ではこの動きを受けて、22日(木)にアドバンテストや東京エレクトロンなど半導体製造装置の銘柄が売られました。

ほかにも、ウエスタンデジタルが好決算でも時間外で下げるなど、AI関連の銘柄は良い数字を出しても売られる週でした。
先週のASMLやTSMCに続き、決算の数字と株価が逆に動いています。

戻りが続かない|水曜の上げを、木曜に1日で失った

水曜の日経平均は、スペースXの決算をきっかけに朝のうちに1,300円近く上げ、65,400円台を付けました。
ところが後場には上げ幅を縮め、終値は545円高です。
翌日の木曜は1,713円安で、水曜の上げを1日で失いました。

戻りが続かない理由の一つとして、信用取引の偏りが挙げられています。
信用取引で株を買っている人の残高は、10月16日時点で6兆6,640億円と、3週間前より約2,000億円増えました。
反対に、空売りの残高は3週間で約36%減っています。
買い残高を売り残高で割った信用倍率は、約10倍まで上がりました。
株価が戻ると、借りて買った人がその戻りで売りたくなるため、上値が重くなりやすい形です。

木曜には、韓国や台湾の株価指数も日経平均と同じような形で下げました。
相場の流れに沿って機械的に売買するファンド(CTA)の売りが、下げを大きくしたという見方もあります。

東証33業種|金利が下がり、銀行業は−6.24%、不動産業は+3.66%

東証33業種の週間騰落率の横棒グラフ。上昇15業種を緑、下落18業種を赤で、上昇率の高い順に並べている

東証33業種の週間騰落は、上昇が15業種、下落が18業種でした。

上げた業種の上位5つです。

順位業種週間騰落率
1位鉱業+4.26%
2位不動産業+3.66%
3位医薬品+2.80%
4位電気・ガス業+2.42%
5位サービス業+2.13%

下げた業種の上位5つです。

順位業種週間騰落率
1位非鉄金属−11.02%
2位銀行業−6.24%
3位ガラス・土石製品−6.20%
4位機械−5.37%
5位電気機器−4.84%

下落の1位は、光ファイバーや電線の会社が入る非鉄金属の−11.02%で、AI向けのデータセンターへの心配がそのまま出ています。
電気機器や機械も、半導体に関わる銘柄が多い業種です。

高配当株の多い業種では、明暗が分かれました。
医薬品(+2.80%)、電気・ガス業(+2.42%)、陸運業(+1.80%)、保険業(+1.35%)は週間で上げています。
景気に左右されにくい業種が、日経平均が4%下げた週に持ちこたえました。

銀行業(−6.24%)|20年債の入札が好調で、金利の上げ止まりが意識された

一方、高配当株の代表でもある銀行業は−6.24%で、33業種の下から2番目です。
大きく下げたのは20日(火)で、この日だけで−4.33%でした。

この日の昼、財務省が20年物の国債の入札を行いました。
落札された額5,371億円に対して3兆1,390億円の買い注文が集まり、応札倍率は5.84倍と過去最高になっています。
国債を買いたい人が多いほど国債の値段は上がり、利回り(金利)は下がります。
入札の結果が伝わると債券先物が買われ、これまで上がってきた日本の金利が上げ止まるのではないか、という見方が広がりました。

銀行は、金利が上がるほど貸し出しの利ざやが広がって稼ぎやすくなります。
金利が上がる恩恵を受ける業種として買われてきた分、後場に入って売り直され、みずほフィナンシャルグループは5.0%下げました。
三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループも下げ幅を広げています。

この日は海外からの売りも重なりました。
フランスでは暴動が広がって国債が売られ、フランス国債を持つ欧米の銀行の株価が下げています。
その流れで、東京でも銀行株を減らす売りが出ました。

日銀行業日本10年国債利回り
10月19日(月)+0.11%2.907%
10月20日(火)−4.33%2.898%
10月21日(水)+2.33%2.894%
10月22日(木)−2.11%2.882%
10月23日(金)−2.28%2.804%

日本の10年国債利回りはその後も下がり続け、金曜には一時2.800%を下回りました。
銀行業は水曜に戻したものの、木曜と金曜も下げ、週間で−6.24%になっています。
金曜には、りそなホールディングスが長期金利の低下で売られました。

不動産業(+3.66%)|金利が下がると、借りる負担が軽くなる

反対に、不動産業は+3.66%で上昇2位でした。
不動産の会社は借りたお金で物件を持つことが多く、金利が下がると借りる負担が軽くなります。
金曜には、アメリカの長期金利が5%を下回ったことで、アメリカで住宅の事業をしている住友林業も買われました。

まぐ
まぐ

銀行株も不動産株も高配当株が多い業種やけど、金利では逆の方に動くんやな。

チャッピー
チャッピー

そうそう。
銀行は金利が上がると稼ぎやすくなって、不動産は金利が下がると借りる負担が軽くなるからね。
今週は金利が下がったから、銀行は−6.24%、不動産は+3.66%と、はっきり分かれたんよ。

ここで挙げた銘柄や業種は今週の値動きを説明するためのもので、売買を勧めるものではありません。

まぐのメモ:下げても売らずに淡々と持っとくだけ

日経平均は2週間で6,000円以上下げて、3か月ぶりの安値になった。
AI・半導体の下げがどこで止まるかは分からへん。

ただ、高配当株は業種を分けて持ってるから、全部が同じように下げたわけやない。
今週も銀行は下げたけど、電気・ガスや医薬品は上げてた。

下げても売らずに淡々と持っとくだけやな。

今週のまとめ

① 日経平均は−4.03%(2,631円安)の62,693円で、7月30日以来、約3か月ぶりの安値です。
10月6日の高値からは13営業日で−11.30%、上げたのは水曜だけでした。

② 下げの中心はAI・半導体です。
木曜は日経平均を押し下げた上位5銘柄で下げ幅の約73%を占め、TOPIXは−2.46%と、日経平均の−4.03%より下げが小さく済みました。

③ メタやラム・リサーチは決算が良くても株価が下がり、水曜のスペースXの決算での上げも、翌日の木曜に失いました。

④ 20日(火)の20年債の入札は応札倍率5.84倍と過去最高で、日本の10年国債利回りは週間−13.1bpの2.804%まで下がりました。
東証33業種は15業種が上げ、銀行業は−6.24%、不動産業は+3.66%と、金利で明暗が分かれています。

⑤ アメリカはNYダウが+0.41%、S&P500が−0.47%、NASDAQが−0.71%、SOX指数が−3.21%です。
ドル円は156円81銭、WTI原油(12月限)は+4.29%の103.27ドルでした。

指数が3か月ぶりの安値でも、持っている業種によって週の結果はだいぶ違いました。

よくある質問(FAQ)

Q1. 決算が良いのに、なぜ株価が下がるのですか?

株価には、決算が出る前から「これくらい良いやろ」という期待が入ってる。
結果がその期待に届かへんかったり、先の心配の方が大きかったりすると、良い決算でも売られる。
今週のメタは、AIに使うお金がまだ増えることが嫌がられたんや。

Q2. 金利が下がると、なぜ銀行株が下がるのですか?

銀行は、預かったお金を貸して、その金利の差で稼いでる。
金利が上がるほどこの差が広がりやすいから、金利が下がると稼ぎが増えにくいと見られる。
今週は日本の10年国債利回りが2.8%近くまで下がって、銀行業は−6.24%になったんよ。

Q3. 来週の注目の予定は何ですか?

27日(火)から28日(水)にアメリカのFOMC、29日(木)から30日(金)に日銀の金融政策決定会合がある。
どっちも10月は金利を据え置くという見方が多い。
決算は、28日にアルファベットとマイクロソフト、29日にアマゾン、日本は28日にアドバンテスト、30日に東京エレクトロンとキオクシアホールディングスが予定されてるで。

前後の相場振り返りもチェック

・前の振り返り: 【2026年10月第2週 振り返り】日経平均は下げ幅歴代3位、それでも33業種のうち20業種は上げた|コアウィーブ・ショック

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出典:株探(東京株式 大引け・業種別指数・日経平均寄与度・明日の株式相場に向けて・来週の株式相場に向けて・米国株概況・NY為替概況・NY原油終値/フィスコ)、Yahoo!Finance(米国の各指数・ドル円・WTI原油・米10年債利回り)、日本相互証券(日本10年国債利回り)、財務省(20年利付国債 第198回の入札結果)。
指数の終値・騰落率は2026年10月23日時点。
ドル円はニューヨーク市場の終値、WTI原油はニューヨーク原油先物12月限の終値を用いています。
本文で挙げた銘柄や業種は、今週の値動きを説明するために示したもので、売買を勧めるものではありません。

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