対象期間:2026年8月17日〜8月21日(W34)
出典:Yahoo!ファイナンス、日本経済新聞、株探、フィスコ、yfinance
- 今週の結論
- 今週の主要指数(週間騰落)
- 日経平均(−3.93%)|火・水の2日で3,893円下げた
- TOPIX(−3.10%)|最高値の翌週に、今月最大の下げ
- S&P500(−1.43%)|金曜に反発して下げ幅を縮めた
- NASDAQ(−2.05%)|半導体安に押されたが金曜は買い戻し
- NYダウ(−0.85%)|主要な指数でもっとも浅い下げ
- SOX半導体(−5.45%)|今週の震源で、最後まで戻らなかった
- 金(+6.72%)|株が崩れた水曜から上げ始めた
- ビットコイン(+22.95%)|水曜から3日続伸
- WTI原油(+5.27%)|中東の緊張で一時89ドル台
- ドル円(−0.17%)|159円前後でほとんど動かず
- 今週のテーマ①:下げ幅は「半導体からの距離」で決まった
- 今週のテーマ②:日替わりで、買われるものが入れ替わった
- 今週のテーマ③:高配当ETFは、ほとんど下げていない
- まぐのメモ:下げた週こそ、自分の持ち株を見る
- 今週のまとめ
- よくある質問(FAQ)
- 前後の相場振り返りもチェック
今週の結論
日本株:日経平均は週間−3.93%の66,016円でした。
前週末から2,697円の下落です。
火曜に−1,759円、水曜に−2,134円と2日で3,893円下げ、木曜に890円戻しました。
週内の高値と安値の差は4,091円です。
TOPIXは週間−3.10%の4,067。
前週末の8月14日に終値の史上最高値をつけた直後の週でした。
米国株:NYダウは週間−0.85%、S&P500は−1.43%、NASDAQは−2.05%でした。
SOX半導体指数は−5.45%と、主要な指数のなかで下げが最も大きくなっています。
金曜はNYダウが+0.98%、S&P500が+0.43%と反発しましたが、SOXだけは−0.51%と戻りませんでした。
金・ビットコイン:株が下げる一方で、こちらは上がっています。
ビットコインは週間+22.95%の77,430ドル、金は+6.72%の4,675ドル、銀は+6.80%でした。
いずれも株が崩れた水曜から動き出しています。
原油・為替:WTI原油は週間+5.27%の86.74ドルで、木曜には一時89ドル台をつけました。
米国とイランの対立が深まり、ホルムズ海峡の緊張が意識されています。
ドル円は週間−0.17%の159円13銭で、ほとんど動いていません。
今週の株安は、為替が原因ではありませんでした。

日経が3.9%下げた週に、ビットコインが22%上がってるんか。
同じ週の話とは思えへんな。





そこが今週の見どころやな。
株価指数はどれも下げてる。
ただ下げ幅は、半導体に近いほど大きい。
そのあいだに金も銀もビットコインも原油も上がってる。
同じ「下げた週」でも、どこにおったかで結果がだいぶちゃうんよ。
今週の主要指数(週間騰落)
| 株価指数 | 週間騰落 | 終値 | 最高値からの距離 |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | −3.93% | 66,016.36 | −8.77% |
| TOPIX | −3.10% | 4,067.29 | −3.10% |
| S&P500 | −1.43% | 7,674.30 | −1.60% |
| NASDAQ | −2.05% | 26,180.46 | −3.37% |
| NYダウ | −0.85% | 53,276.81 | −1.97% |
| SOX半導体 | −5.45% | 11,740.37 | −19.78% |
株価指数はすべて下げました。
一方で、株以外の資産はそろって上がっています。
| 株以外 | 週間騰落 | 終値 |
|---|---|---|
| ビットコイン | +22.95% | 77,430ドル |
| 銀 | +6.80% | 69.41ドル |
| 金(COMEX先物) | +6.72% | 4,674.70ドル |
| WTI原油 | +5.27% | 86.74ドル |
| ドル円 | −0.17% | 159円13銭 |
※「最高値からの距離」は終値ベースの最高値(ATH=All Time High)と比べた水準です。
TOPIXは前週末の8月14日につけた4,197.20が終値の最高値なので、そこから3.10%下の位置にいます。
日経平均の終値の最高値は6月25日の72,366円です。
ビットコインは日本時間8月22日5時時点の値で、24時間動き続ける市場のため、株式のような明確な週末の終値はありません。
日本・米国とも8月21日終値の時点で、週間騰落は8月14日終値を起点にしています。
日経平均(−3.93%)|火・水の2日で3,893円下げた


日経平均は週間−3.93%の66,016円。
週の入りは好調で、月曜は+506円(+0.74%)と5連騰しています。
AI・半導体関連に買いが集まり、終値で69,220円まで戻していました。
ただし個別の銘柄を見ると、値下がりした数が値上がりを260ほど上回っていました。
指数が506円上げた日に、下げた銘柄の方が多かったことになります。
押し上げたのは一部の値がさ株で、全体が上がっていたわけではありません。
崩れたのは火曜です。
−1,759円(−2.54%)と6日ぶりの急反落となりました。
きっかけは前日の月曜、ニューヨーク市場が開いている時間帯にありました。
トランプ米大統領がSNSに「イランには何があろうとも核兵器は持たせない」と投稿し、イランとのあいだで期日を迎えていた合意の破棄を、事実上認める形になっています。
イラン側も強い姿勢を示したことで原油が上昇し、NYダウは続落しました。
その流れを翌日の東京市場が引き継いだことになります。
もうひとつ、日経平均は前日まで5営業日で3,600円あまり上げていました。
その反動も重なり、半導体関連に利益確定の売りが出ています。
水曜はさらに−2,134円(−3.16%)。
安値は65,133円まで売られました。
前日の米国市場でSOX半導体指数が5%近い急落となり、その流れをそのまま引き継いでいます。
キオクシアホールディングスは12%を超える下げとなりました。
この日はバリュー株まで売られ、ほぼ全面安になっています。
木曜は+890円(+1.36%)と3日ぶりに反発しました。
水曜のニューヨーク市場で、米財務省が長期国債の買い戻しオペを1回あたり2倍以上に拡大すると発表し、米長期金利が急低下したためです。
金曜は−200円(−0.30%)でしたが、下げた200円のうち300円強はファーストリテイリングとソフトバンクグループの2銘柄によるものでした。
プライム市場の5割強の銘柄は上昇しています。
TOPIX(−3.10%)|最高値の翌週に、今月最大の下げ


TOPIXは週間−3.10%の4,067。
前週末の8月14日に4,197.20と終値の史上最高値をつけたばかりでした。
その翌週に3%を超える下落となっています。
日ごとに見ると、月曜−0.31%、火曜−1.05%と小幅な下げから始まりました。
大きく崩れたのは水曜の−3.09%で、これは8月に入って最大の下落率です。
この日はバリュー株も売られ、逃げ場のない一日になりました。
ただし木曜は+1.18%、金曜も+0.19%と、2日続けて上げています。
日経平均が金曜に下げたのとは対照的です。
TOPIXは上場する全銘柄から算出するため、値がさ株の影響を受けにくく、今週はその差がはっきり出ました。
S&P500(−1.43%)|金曜に反発して下げ幅を縮めた


S&P500は週間−1.43%の7,674。
月曜−0.52%、火曜−0.69%と下げ、水曜に+0.21%と持ち直したものの、木曜は−0.87%でした。
金曜は+0.43%と反発し、下げ幅を縮めて週を終えています。
終値の最高値は8月13日の7,799で、そこから1.60%下の位置にいます。
先週は週の終値としては過去最高でしたから、1週間で高値圏から少し離れた形です。
ただし下げ幅は日本株よりずっと小さく、2%にも届いていません。
NASDAQ(−2.05%)|半導体安に押されたが金曜は買い戻し


NASDAQは週間−2.05%の26,180。
火曜に−1.33%、木曜に−1.00%と下げが目立ちました。
ハイテク株は金利上昇に弱く、米長期金利が上がった局面でそのまま売られています。
金曜は+0.43%と買い戻しが入りました。
終値の最高値は6月2日の27,093で、そこから3.37%下の水準です。
S&P500の−1.60%と比べると、最高値からの距離は倍ほど開いています。
NYダウ(−0.85%)|主要な指数でもっとも浅い下げ


NYダウは週間−0.85%の53,276。
今週の主要な株価指数のなかで、もっとも下げが浅かったのがダウです。
木曜には−1.32%と大きく下げています。
前日に米財務省の国債買い入れ増額で低下した長期金利が、わずか1日で再び上昇に転じたためです。
10年債の利回りは4.7%台へ戻りました。
ところが金曜は+0.98%と反発しています。
この日発表された米8月の総合PMI速報値が56.0と市場予想の54.0を上回り、2022年以来の高い水準になりました。
ダウはハイテク株の比重が小さく、今週のように半導体が売られる展開では相対的に下げにくくなります。
最高値からの距離も1.97%と、主要な指数のなかでは浅い部類です。
SOX半導体(−5.45%)|今週の震源で、最後まで戻らなかった


SOX半導体指数は週間−5.45%の11,740。
今週の下げの震源はここです。
月曜は+1.64%と上げていました。
ところが火曜に−4.98%と急落し、水曜も−2.12%と続落しています。
この2日の下げが、そのまま日本の火曜・水曜の急落につながりました。
注目したいのは金曜です。
NYダウが+0.98%、S&P500が+0.43%と反発したこの日、SOXだけは−0.51%と下げています。
主要な指数のなかで、最後まで戻らなかったのが半導体でした。
終値の最高値は6月22日の14,634で、そこから19.78%下の水準です。
すでに調整と呼べる領域に入っています。
金(+6.72%)|株が崩れた水曜から上げ始めた


金(COMEX先物)は週間+6.72%の4,674.70ドル。
木曜までの上げは小幅でしたが、水曜に+2.83%、金曜に+3.51%と大きく動きました。
金曜には一時4,690ドルまで買われています。
上げ始めたタイミングが、株が崩れた水曜と重なっている点が今週の特徴です。
中東情勢の緊迫化とインフレへの警戒が背景にあるという見方が一般的ですが、金の上昇だけを説明する材料は、今週は特に報じられていません。
銀も同じ動きで、週間+6.80%でした。
ビットコイン(+22.95%)|水曜から3日続伸


ビットコインは週間+22.95%の77,430ドル。
今週いちばん大きく動いた資産です。
月曜+2.69%、火曜+0.27%と静かでしたが、水曜に+7.09%、木曜に+5.44%、金曜に+5.77%と3日続けて急伸しました。
金曜には一時79,244ドルをつけています。
週間の上昇ペースとしては、ここ3年で最大とされています。
材料ははっきりしています。
トランプ大統領と暗号資産業界の幹部らの会談がホワイトハウスで予定されていることを受け、規制面での進展への期待が高まりました。
直前までボラティリティが歴史的な低水準にあった反動もあり、売り建てていた分の買い戻しを巻き込んで7万ドルを突破しています。
株が下げたから資金が流れた、という説明だけでは足りない動きでした。
なお、ビットコインは24時間動き続ける市場なので、株式のような明確な週末の終値がありません。
この記事の数字は日本時間8月22日5時時点のものです。
この記事は値動きを記録しているだけで、買うことを勧めるものではありません。
WTI原油(+5.27%)|中東の緊張で一時89ドル台


WTI原油は週間+5.27%の86.74ドル。
月曜+2.55%、水曜+1.05%、木曜+2.33%と上げが続き、木曜には一時89.0ドルをつけました。
米国とイランの対立が深まり、ホルムズ海峡の開放が当面見込めない状態になったことが背景です。
原油高はインフレ圧力として意識され、そのまま長期金利の上昇につながりました。
今週の株安をたどると、多くがここに行き着きます。
ドル円(−0.17%)|159円前後でほとんど動かず


ドル円は週間−0.17%の159円13銭。
週内は158円台前半から159円台後半のあいだで推移し、ほとんど動いていません。
金曜のニューヨーク市場では158円62銭から159円13銭まで上昇しました。
米8月の総合PMIが予想を上回ったことと、原油高で長期金利が上昇したことが、ドル買いにつながっています。
先週は協調介入から2週間で159円台へ戻すという動きがありましたが、今週はそこから横ばいでした。
円安が進んだわけでも、急な円高が来たわけでもありません。
今週の株安には、為替はほとんど関わっていません。
今週のテーマ①:下げ幅は「半導体からの距離」で決まった
今週の下げ幅を小さい順に並べると、きれいな階段になります。
| 指数 | 週間騰落 | 半導体との関係 |
|---|---|---|
| NYダウ | −0.85% | ハイテクの比重が小さい |
| S&P500 | −1.43% | ハイテクを含むが幅広い |
| NASDAQ | −2.05% | ハイテク中心 |
| TOPIX | −3.10% | 全銘柄から算出 |
| 日経平均 | −3.93% | 値がさの半導体株の影響が大きい |
| SOX半導体 | −5.45% | 半導体そのもの |
半導体に近いほど下げ、遠いほど下げていません。
日経平均がTOPIXより1%近く多く下げたのも、同じ理由です。
日経平均は株価の高い銘柄の影響が大きく出る計算方法なので、値がさの半導体株が動くと指数がそのまま振られます。
もうひとつ、通底しているのは金利です。
中東情勢の緊迫化で原油が上がり、インフレへの警戒から長期金利が上昇しました。
金利が上がると、将来の利益を先に織り込んでいる銘柄ほど売られます。
木曜に株が戻ったのも、米財務省の国債買い入れ増額で金利が下がったからでした。
そして金曜に金利が戻ると、株もまた重くなっています。
今週は株の話というより、金利の話でした。





同じ「日本株が下げた週」でも、指数によって1%以上ちがうんやな。





そこは知っといた方がええな。
ニュースは日経平均で語られることが多いけど、あれは半導体の影響を強く受ける指数や。
自分の持ち株が半導体から遠いんやったら、日経の下げ幅をそのまま自分に当てはめる必要はない。
今週のテーマ②:日替わりで、買われるものが入れ替わった
日本株を日ごとに見てみると、主役が毎日入れ替わっていました。
東京市場の大引けのコメントから、買われたものと売られたものを並べます。
| 曜日 | 買われたもの | 売られたもの |
|---|---|---|
| 月 | AI・半導体(キオクシアが急騰) | メガバンク、任天堂、日立 |
| 火 | 海運(商船三井・日本郵船)、武田薬品、三井物産 | 半導体(太陽誘電・村田製作所) |
| 水 | —(ほぼ全面安) | バリュー株を含む全般 |
| 木 | 自動車・電力・医薬品などの出遅れ株 | —(プライムの約85%が上昇) |
| 金 | 半導体の一角、ディフェンシブ(NTTが年初来高値) | 消費関連(ファーストリテイリング・良品計画) |
火曜に売られた半導体が金曜には買われ、水曜に売られたバリュー株が木曜に買われています。
一貫した流れがあったわけではありません。
これは見ている側の印象ではなく、市場でも同じ受け止め方をされていました。
金曜の株探の記事には、「物色の方向性がみえにくい状況」(市場関係者)で気迷い感も強まっているようだとあります。
毎日ニュースを追っている人ほど、今週は落ち着かなかったはずです。





毎日ちがうもんが上げ下げしてる感じがしてたけど、気のせいやなかったんやな。





気のせいやないな。
水曜に全部売られたあと、木曜は出遅れてたバリューが買われて、金曜はディフェンシブや。
こういう週にその日その日で乗り換えると、たいてい後追いになる。
動かんかった人がいちばん傷が浅い、という週やと思うで。
今週のテーマ③:高配当ETFは、ほとんど下げていない
今週いちばん大事な数字はここです。
日経平均が3.9%下げた週に、高配当のETFはどう動いたかを並べます。
| ETF | 週間騰落 |
|---|---|
| 1489 NF日経高配当株50 | +0.68% |
| 2564 GX MSCIスーパーディビィデンド | +0.38% |
| 1478 iシェアーズMSCIジャパン高配当 | +0.32% |
| 1577 NF野村日本株高配当70 | −0.82% |
| 1698 上場高配当低ベータ | −1.42% |
| 1306 NF TOPIX ETF | −3.13% |
| 1321 NF日経225 ETF | −3.90% |
5本のうち3本がプラスで終えています。
いちばん下げた1698でも−1.42%で、日経に連動する1321の−3.90%とは2.5ポイント近い差がつきました。
なお、ここで挙げたETFは高配当株全体がどう動いたかを測る物差しとして並べたもので、買うことを勧めるものではありません。
個別の銘柄をひとつずつ追うより、まとまった値動きの方が週単位の比較には向いているという理由で使っています。
先週と比べると、この差の意味がはっきりします。
| 先週(W33) | 今週(W34) | |
|---|---|---|
| 日経225 ETF(1321) | +4.62% | −3.90% |
| 日経高配当株50(1489) | +0.86% | +0.68% |
| MSCIジャパン高配当(1478) | +0.19% | +0.32% |
先週、日経が4.62%上げたとき、高配当ETFは1%も上がりませんでした。
置いていかれた週です。
今週、日経が3.90%下げたとき、高配当ETFはほとんど下げていません。
2週間で、上げにも下げにも動きが小さいという性格がそのまま出たことになります。





先週は置いていかれて、今週は下げへんかったんか。





そこが高配当株の形やな。
上げ相場では指数に負けることが多い。
そのかわり下げ相場では減りにくい。
先週の記事で「置いていかれた気分になる」と書いたけど、その裏側が今週出た形やと思う。
まぐのメモ:下げた週こそ、自分の持ち株を見る
日経平均が3.9%下げた、というニュースを見ると、日本株を持っている人はみんな同じだけ減ったように聞こえます。
ただ今週の中身を見ると、そうはなっていませんでした。
たしかに水曜はバリュー株まで売られ、逃げ場のない一日でした。
ただし木曜は反発してプライム市場の約85%の銘柄が上がり、TOPIXは木曜と金曜で続伸しています。
そして高配当のETFは、5本のうち3本がプラスで週を終えました。
同じ週でも、どこを持っていたかで結果はまるで違います。
こういう週に、指数の数字だけを見て焦る必要はないと考えています。
大事なのは自分の持ち株がどう動いたかで、それは指数とは別の数字です。
今週のように半導体が主役の下げなら、半導体を持っていない人の影響は限られます。
先週は指数に置いていかれ、今週は指数より下げませんでした。
この2週間を並べると、高配当株を持ち続ける理由がそのまま見えます。
上げ相場で焦って乗り換えていたら、今週の下げをまともに受けていたことになります。
来週は8月26日にエヌビディアの決算、27日から29日にジャクソンホール会議が予定されています。
どちらもAI・半導体関連の行方を左右する材料です。
ただ、これも自分の持ち株にどう関わるかを考えてから受け止めれば十分だと思います。
今週のまとめ
W34(8/17〜8/21)の振り返り
① 日経平均は週間−3.93%の66,016円。
火・水の2日で3,893円下げ、木曜に890円戻した。
週内の高値と安値の差は4,091円。
② 下げ幅は半導体からの距離で決まった。
SOX−5.45%、日経−3.93%、TOPIX−3.10%、NASDAQ−2.05%、S&P500−1.43%、NYダウ−0.85%。
③ 金曜はNYダウ+0.98%、S&P500+0.43%と反発したが、SOXだけ−0.51%と戻らなかった。
④ 通底していたのは金利。
水曜に米財務省が長期国債の買い戻しオペを2倍以上に拡大すると発表し、木曜は金利低下で戻した。
中東情勢の緊迫化で原油が+5.27%、インフレ警戒から長期金利が上昇した。
⑤ 下げたのは株だけ。
ビットコイン+22.95%、銀+6.80%、金+6.72%と、いずれも株が崩れた水曜から上げ始めた。
⑥ 日替わりで買われるものが入れ替わり、株探は「物色の方向性がみえにくい」と伝えた。
⑦ 高配当ETFは5本中3本がプラス。
日経225 ETFの−3.90%とは大きな差がついた。
⑧ 来週は8月26日にエヌビディア決算、27〜29日にジャクソンホール会議。
よくある質問(FAQ)
Q1. 日経平均とTOPIXで下げ幅が違うのはなぜですか?
計算のしかたがちがうからや。
日経平均は株価の高い銘柄の影響が大きく出る指数で、値がさの半導体株が動くとそのまま振られる。
TOPIXは上場する全銘柄から算出するから、一部の銘柄では動きにくい。
今週は半導体が売られたから、その差が1%近く開いた。
Q2. 株が下げたのに金やビットコインが上がったのはなぜですか?
中東情勢の緊迫化でインフレへの警戒が強まって、株から出たお金の行き先になった、という見方が一般的や。
ただ、はっきりした因果を証明できる話やない。
この記事では「同じ週にこう動いた」という事実だけ記録しといて、買うかどうかは別の話やと考えてる。
Q3. 高配当株を持っていれば下げ相場でも安心ですか?
今週はそうなったけど、いつもそうとは限らへん。
高配当株が下げにくいのは、業種が景気に左右されにくいものに寄りやすいからや。
ただ相場全体が崩れる場面では、高配当株も一緒に下げる。
実際、今週の水曜はバリュー株まで売られてほぼ全面安になってる。
Q4. 半導体が19%も下げているのは買い時ということですか?
うちはそういう見方はせえへん。
高配当株投資は配当を受け取り続けることが目的やから、値下がりした銘柄を拾いにいく投資とは考え方がちがう。
そもそもSOX指数は米国の半導体銘柄で構成されてて、日本から直接買うもんでもない。
ここでは相場の温度を測る材料として見てる。
Q5. 来週のエヌビディア決算とジャクソンホールは何を見ればいいですか?
長期でインカムを取る立場なら、そこまで気にせんでもええと思う。
見るとしたら、決算より金利がどっちを向くかやな。
今週の株の動きは、ほとんど金利で説明がついてる。
ジャクソンホールでFRB議長が何を言うかは、そこに効いてくる。
前後の相場振り返りもチェック
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出典:Yahoo!ファイナンス、日本経済新聞、株探、フィスコ、yfinance(日本・米国とも8/21終値時点、週間騰落は8/14終値起点。
ビットコインは日本時間8/22 5時時点)





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