【まぐのひとりごと#003】それ、ほんまに“余剰資金”なん?

まぐのひとりごと
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投資を始めるときによく聞く言葉。

「投資は余剰資金でやりましょう」

正直、最初は僕も「余剰資金ってなんやねん?」って思ってた。お金が余ることなんてなかなかないし、毎月ギリギリの生活してたら投資なんて無理やんって思ったんよな。

でも、実際に家計を見直してみて、「あ、これが“余剰資金”ってことかもな」って思えるようになってきた。今回はそんな話をしてみようと思うで。

余剰資金ってなんやろ?

僕の中では、「なくなっても生活に支障がないお金」って感じかな。

もちろん、ほんまになくなったら痛いのは痛いけど、「投資やから増えるかもやけど減るかもしれん」と思える心の余裕も含めての“余剰”やと思う。

たとえば、給料が入って、生活費(固定費・急な出費用の特別費・ちょっとした娯楽費)を差し引いて、それでも残るお金。それが「今月の投資に回してもええかな」って思えるお金が余剰資金やと僕は解釈してる。

家計管理してみてわかったこと

僕自身、最初からうまく家計管理できてたわけやない。スマホ代も高かったし、保険もよくわからんまま入ってたし、支出の全体像なんて見えてへんかった。

でも、「お金の勉強」を始めて、まずやったんは家計の見える化や。固定費を見直したら、意外と「ここ削れるやん」ってとこがポロポロ出てきてな。

特に効果が大きかったんは、スマホを格安SIMに変えたときと、不要な保険を解約したとき。月1万円以上浮いたんちゃうかな。

その浮いた分が、僕にとっての「余剰資金」になったんよ。

投資額は無理のない範囲でええ

僕が最初に積立投資を始めたときは、月33,333円やった。
旧つみたてNISAの年間上限40万円を12ヶ月で割った33,333円。

正直、それだけやと資産が大きく増える実感はないけど、「投資してる」って感覚が持てることで続けやすかった。

何より大事なんは、「生活が苦しくならんこと」やと思う。

無理して投資額を増やして、急な出費に耐えられへんようになったら本末転倒やからな。

家計を整えてから始める投資は強い

家計がぐちゃぐちゃな状態で投資を始めると、相場がちょっと下がっただけで「ヤバい、現金必要かも…」って気持ちが出てきてしまう。

でも、家計が整ってて、生活に必要な分をしっかり確保してると、多少の下落では動じへん。

実際に僕も、つみたてNISAを続けてて「含み損の時期」も経験したけど、家計に余裕があったからこそ続けられた。当時は「買い場や」とは思えんかったけど振り返ってみると「買い場」やったみたい。

ひとこと

投資って、「増やす技術」よりも「守る土台」が先やと思う。

家計という土台がぐらついてると、どんなにええ商品を選んでも不安になる。

余剰資金ってのは、お金が余ってるから生まれるんやなくて、
“家計を整えることで生まれるスペース”みたいなもんやと思うで。

せやから、焦らんとまずは足元から。

それが、僕が投資を始めてから学んだ一番大きなことかもしれん。

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