【お金の言葉 #025】アセットアロケーションってなんやろ?

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■アセットアロケーションって?

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まぐ
まぐ

最近「ポートフォリオ」とか「リバランス」とか勉強してて、次に出てきたんが「アセットアロケーション」なんやけど、これって結局どういうことなん?

チャッピー
チャッピー

ええ流れやなぁ、まぐさん。
分解してみたら意味はカンタンなんや。
「アセット」=資産「アロケーション」=配分
せやから「アセットアロケーション」っちゅうのは資産配分ってことで、もうちょっと踏み込むとどんな資産クラスをどんな割合で持つかっていう配分のことなんや。

チャッピー
チャッピー

ちなみに、「資産クラス」っていうのは、そのアセットを性質ごとに分けたカテゴリー(グループ分け)のことや。またあとでも説明するからとりあえずついてきてや。

■ポートフォリオとの違いって?

まぐ
まぐ

あれ?ポートフォリオと似てる気がするけど、どう違うん?

チャッピー
チャッピー

ポートフォリオっちゅうのは「自分が持ってる資産全体の構成」やねん。せやけどアセットアロケーションは、その中でも「資産クラスの配分」っていう根っこの部分の話なんや。

たとえば…
・株式:50%
・債券:30%
・金(ゴールド):10%
・現金:10%
みたいな感じやな。

■資産クラスってどんな種類があるん?

まぐ
まぐ

資産クラスって言われてもピンとけーへんのやけど、何があるん?

チャッピー
チャッピー

資産クラスってのは、ざっくり言うとこうやな:

  • 株式(日本・米国・先進国・新興国など)
  • 債券(日本国債・米国債など)
  • コモディティ(ゴールド、銀、銅など)
  • 現金(円、ドルなど)
  • 不動産(REIT含む)
  • 仮想通貨(ビットコインなど)

この「資産の種類の違い」こそがアセットアロケーションの肝なんや。

■株式の配分はアセットアロケーションではない?

まぐ
まぐ

じゃあ、株式の中で「日本株と米国株を半々にする」とかってのはアセットアロケーションとは違うんやな?

チャッピー
チャッピー

正解!それは「地域配分」とか「銘柄の分散」の話やから、アセットアロケーションの中でもさらに細かい話やな。

アセットアロケーションはもっと“上の層”の話で、「株式 vs 債券 vs 金」みたいに資産クラス全体をどう配分するかを決めるもんなんや。

■リスク許容度とアセットアロケーションの関係

まぐ
まぐ

じゃあリスク許容度が高い人は株式比率が高くて、低い人は債券とか現金を多めにするってことやな?

チャッピー
チャッピー

一般的にはその通りや!
たとえば:

  • リスクを取れる若い人 → 株式中心のアセットアロケーション
  • リタイアが近い人 → 債券や現金を多めにして守り重視

こんなふうに、自分の人生のステージに合わせてアセットアロケーションを組んでいくんやで。

■逆相関の資産って?

チャッピー
チャッピー

「資産クラスが違う」ってことは、そもそも値動きのクセが全然ちゃうってことなんや。
たとえば、株と債券は値動きの方向が逆になりやすかったりするで。

まぐ
まぐ

逆ってことは、どっちかが上がってるときは、もう片方が下がってる感じ?

チャッピー
チャッピー

そうそう。たとえば景気がええときは株が上がりやすいけど、債券は人気が下がって値下がりすることもある。
逆に景気が悪くなると、リスクの低い債券に資金が流れて上がることもあるんや。

まぐ
まぐ

へぇ〜、つまり片方が調子悪くても、もう片方が支えてくれるって感じやね!

チャッピー
チャッピー

その通り!
片方が上がるともう片方が下がる傾向があることを「逆相関」っちゅうんや。
値動きの方向がバラけることで、全体のアップダウンが緩やかになる=リスクが抑えられるってことやな。
だから逆相関する資産クラスをうまく組み合わせると、全体のリスクが抑えられるってわけやな。
これもアセットアロケーションの肝やで。

▼まとめ

  • アセットアロケーションは「資産クラスごとの配分」
  • ポートフォリオの土台となる重要な考え方
  • 株・債券・金・現金などをどう組み合わせるかでリスクとリターンが決まる
  • リスク許容度やライフステージによって適した配分は変わる

まぐのメモ

アセットアロケーションって言葉だけ聞いたらむずかしそうやったけど、「資産の種類をどう組み合わせるか」ってことやと思ったらちょっと腑に落ちたわ。

前にポートフォリオとか分散投資の話してたときは「株を何にするか」とか「どこの国のにするか」ばっか考えてたけど、

それって実は同じ“株式”っていう資産クラス内の話やったんやな、って気づかされたわ。

株と債券、金とかって、そもそも値動きの仕方がちゃうから、それらを組み合わせることでリスクを和らげられるっていうのはめっちゃ理にかなってると思った。

特に「逆相関」って言葉が響いたな。片方が下がっても、もう片方がカバーしてくれるって、保険みたいで安心感ある。

でもそれって、逆相関の資産に分散しまくったらなかなか増えにくいってことやんな。守りは程々にしとかな何してるかわからんくなるで。

正解の比率は人によってちゃうやろうけど、自分にとっての“ちょうどええ配分”を見つけることが大事なんやな〜って改めて感じたわ。僕は今のところ株式中心で、現金とのバランスだけ気にしてるけど、将来的には債券とか金とかも検討したほうがええんかもな。

リスクを取りすぎず、でも増やすチャンスも逃さへんように、自分に合ったバランスを考えていきたいな。

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