■キャピタルゲインとインカムゲインって?

チャッピー、「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」ってよく聞くけど、いまいちちゃんとわかってへんねん。どう違うん?

ええ質問やで〜!キャピタル(capital)っていうのは、英語でざっくり言うと「資本」とか「元手のお金」って意味やねん。
投資の世界では、キャピタルゲイン=「資本(元手)を使って得た利益」 みたいなイメージで使われとる。
つまり、自分が投資したお金(キャピタル)を元にして、株価が上がった時に売って出た利益=キャピタルゲインってことやな。

インカム(income)は、英語でそのまんま「収入」とか「所得」って意味やねん。
投資の文脈では、インカムゲイン=「持ってる資産から定期的に入ってくる収入」 を指すんよ。
たとえば:
- 株なら…配当金
- 債券なら…利息
- 不動産なら…家賃収入
つまり、株を持ってるだけでもらえる「配当金」みたいに、資産を保有してることで得られるお金=インカムゲインってことやな。

キャピタルゲイン=売って得る利益
インカムゲイン=持って得る利益
こんな風に覚えたらスッと入ってくるで!
■どんな投資が当てはまるん?

インデックス投資とか高配当株とかはどっちに当てはまるん?

インデックス投資は、株価の成長を期待してるからキャピタルゲインがメインやな。高配当株は配当が目当てやからインカムゲインってことになるで

なるほど。ってことは、自分がコアにおいてるインデックス投資はキャピタルゲインを狙ってるってことか。

そのとおりや!
インデックス投資は、値上がりをじっくり待つタイプのキャピタルゲイン狙いやな。
長期で経済全体が成長すれば、投資額も増えていくって仕組みや。

で、高配当株とかREITとかはインカムゲインってことか。

せやな!
持ってるだけで配当金や分配金が入ってくるから、資産から“おこづかい”が出てくるような感覚や。
収入の柱としても使えるし、メンタル面でも安心感がある投資法やね。

インデックスのキャピタルゲインと高配当株のインカムゲイン、両方に良さがあるってことやな。
■両方のいいとこ取り?

まぐさんみたいに、メインはインデックスで成長を狙って、サブで高配当株を持つのって、キャピタルとインカムの両方を取りに行くスタイルやな

そうやねん。老後の備えとしてインデックスで資産を増やしつつ、将来は高配当株からの収入でちょっと生活に余裕が出ればええな~思てるんよ。
■どんな人に向いてる?

それぞれに向いてる人とかあるんかな?

もちろんあるで〜!
キャピタルゲインは、将来の成長に期待して長く資産を育てたい人向けやな。
若いうちは特にこっちがメインでもええと思うで。
インカムゲインは、安定した収入を得たい人に向いとる。
将来の生活資金やセミリタイア後の備えにもピッタリやね。

いい話ばっかり聞いてるけど、何か注意しとくことある?

もちろん投資する以上、絶対に得するってことではないで。
キャピタルゲインは値上がり益を狙えるけど、相場次第では損することもあるんよね。
インカムゲインは安定収入やけど、配当が減ったり、企業が業績悪化すると下がることもある。

やっぱりリスクとリターンのバランスを考えて投資していかないとあかんってことやね!
▼まとめ
- キャピタルゲイン=売却益(安く買って高く売る)
- インカムゲイン=保有中に得られる利益(配当・利息・家賃収入など)
- インデックス投資はキャピタルゲイン型の代表例
- 高配当株やREITはインカムゲイン型の代表例
- どちらが正解というわけでなく、自分に合うスタイルで組み合わせるのが大事
まぐのメモ
「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」、名前は難しそうでも中身はわかりやすかった。
インデックス投資は「将来の値上がり」、高配当株は「今の安定収入」ってイメージ。
どっちかに絞るより、自分の状況に合わせて両方組み合わせるのがええと思う。
長期目線でキャピタルゲインを狙いながら、配当で心にゆとりも作っていく。
僕の投資スタイルにもちゃんと意味があるんやなって、あらためて思ったで。