■インデックスファンドって?

チャッピー、「インデックス投資」は前に教えてもらったけど、「インデックスファンド」っていうのは何が違うん?
【お金の言葉 #013】インデックス投資ってなんやろ?

ええ質問やな!簡単に言うと、インデックス投資の“中身”になってる商品がインデックスファンドや。
たとえば、S&P500に連動する投資をしたいと思ったら、「S&P500に連動するインデックスファンド」を買うわけやな。

なるほど!インデックス投資って考え方で、インデックスファンドはその手段ってことか!

その通り!
おすすめしている「インデックス連動型の投資信託」はインデックスファンドの一部ってことやね。
特に「eMAXIS Slimシリーズ」が人気やで。
■どういう仕組みなん?

インデックスファンドっていっても、どうやって運用してるん?

基本的には、指数(インデックス)に連動するように、同じ構成・同じ割合で投資するだけやねん。
たとえばS&P500に連動するインデックスファンドやったら、S&P500を構成する500社の株をS&P500と同じ比率になるように持つ、って感じや。

へ〜、それってめっちゃ手間かかってそうやけど、なんでそんなに信託報酬が安いん?

実はそこがミソで、機械的に指数に合わせるだけやから、人件費も分析コストもかからへんのよ。
だから信託報酬はめちゃくちゃ安くできるねん。

例えば指数の10%を構成する銘柄があれば、その銘柄に集まった資金の10%を投資するって感じか。それなら専門的な判断もいらんし機械的にできるな。
でもそれなら自分でもできるんじゃない?

そこが実は難しくて、ある程度の資金がないと指数にきっちり合わせて投資できへんねん。
インデックスファンドは文字通りインデックスと同じ動きをするのが目的やから、できるだけ指数と同じ動きをするファンドがいいファンドとされてる。
だから、多くの投資家からお金を集めて運用してる、純資産が多いファンドが良いファンドになることが多いんや。
■選ぶときのポイントは?

でも、インデックスファンドも種類いっぱいあるやろ?何を基準に選んだらええんやろ?

選ぶときはこのあたりを見てみて:
- 投資対象の指数(インデックス)
→ S&P500、全世界株(オルカン)、日経平均など
S&P500は米国優良企業500社に投資、オルカンは全世界に分散。 - 信託報酬が安いか?
→ 0.1%以下が目安! 例:eMAXIS Slim S&P500(0.09372%)
→ 高くても 0.2%以内 に抑えたいところ。
→ 0.5%以上のファンドは基本的に選ばんでええ。 - 純資産総額
→ 100億円以上あると安心。1,000億円以上ならなお良し!
小さすぎると繰上げ償還(運用終了)のリスクがある。 - 運用期間
→ 3年以上が安心ライン。新設ファンドはまだ実績がないから慎重に。
■どんな人に向いてるん?

じゃあ、インデックスファンドってどんな人に向いてると思う?

- 投資初心者
- 忙しくて個別株に時間かけたくない人
- とにかくコツコツ積立したい人
こんな人にピッタリやな!

やっぱりほったらかしでできるのがええよな〜!

ほんまやで。特に長期投資との相性は抜群やし、コストも安いから「リターンが手元に残りやすい」ってのもメリットや。
▼ まとめ
- インデックスファンド=インデックス(指数)に連動することを目的にしたファンド。
- 指数に連動するシンプルな運用だから低コスト
- 信託報酬は 0.1%以下が理想
- 純資産総額が大きい方が安心
- 運用期間がある程度長いかもチェック
- 長期でコツコツやりたい初心者にもおすすめ
まぐのメモ
最初は「インデックス投資=インデックスファンド」やと思ってたけど、
「投資スタイル」と「投資商品」の違いやってわかったらすっきりしたわ!インデックスファンドは「投資の王道」やと思う。
信託報酬0.1%を超えるファンドはちょっと高いなって感覚を持つのがええかも。
特に長期投資を考えてるなら、こういう低コストのファンドを選ぶのがカギやね。
純資産の規模、運用期間にも注意しとこう。