■買付手数料って?

チャッピー、『買付手数料』ってたまに見かけるけど、これは何のお金なん?

ええ質問やな!
販売手数料なんて言い方もされるけど、これは投資信託を“買うとき”にかかる手数料のことや。
たとえば手数料が3%の投信を100万円分買ったら、3万円が引かれて、実際に投資されるのは97万円ってことやな。

最初にガツンと取られるって感じか。
これも同じものを買うんやったら安い方がいいよね?
ノーロードってやつはこの買付手数料がないってこと?

そうそう。“ノーロード”ってのは“買付手数料なし”って意味や。
最近はネット証券で買うなら、ほとんどがノーロードやから、気付かんこともあるけど、まだまだ気をつけた方がええで。
■信託報酬とは別のコスト

で、この買付手数料って、前に教えてもらった『信託報酬』とは違うってことやんな?

うん、違うで。買付手数料は“買うときだけ”のコスト、信託報酬は“保有中ずっと”かかるコスト。信託報酬についてはこの前しっかり話したけど、長期になるほど効いてくるってのはやっぱり重要やからな。
■信託財産留保額ってなんなん?

あとさ、たまに見かける『信託財産留保額』って何なん?

これは、ファンドを“売却するとき”にかかる費用で、言うたら“売る側がちょっとだけ負担する”って考え方やな。

なんでそんな費用が必要なん?

誰かが解約して資金を引き出すと、運用会社はその分の資産を売らなあかんやろ?そのときに売買コストとかでファンド全体の価値が下がってまう可能性があるねん。それを回避するために、解約する人がちょっとだけ負担して、残ってる人に迷惑かからんようにしてる仕組みやな。
信託財産留保額もないファンドもあるから、同じようなファンドを検討してるならない方がお得やで。
▼ まとめ
- 買付手数料(販売手数料):購入時にかかる。ノーロードなら無料。
- 信託報酬:保有期間中ずっとかかるコスト。同じようなファンドなら安い方がいい!
- 信託財産留保額:売却時にかかる場合あり。他の投資家を守る仕組み。ない方がお得
まぐのメモ
「ノーロード=無料」が当たり前やと思ってたけど、
銀行や対面の証券会社で買えるファンドって実は買付手数料かかるものが今もあるんやな…。
最初に数%取られるって冷静に考えたらめっちゃ痛いわ。
考えようによっては1〜数年間の期待リターンを先に取られてしまう感じやもん。
信託財産留保額も、ちょっとした仕組みかもしれんけど、
ちゃんと理解しとかな損するポイントやな。
この辺の手数料を考えてもて証券口座はSBI証券や楽天証券がいいな。
コストは“見えにくい敵”ってことを肝に銘じて、これからも気ぃつけて選んでいこ!