■長期投資って?

チャッピー、よく「投資は長期がええで」って聞くけどさ。ほんまに長く持ってるだけでそんなええことあるん?

あるある!長期投資の強さってのは、過去のデータがよう証明してくれてるんや。ジェレミー・シーゲルさんっていう教授がまとめた有名なグラフがあってな、1802年に1ドルを株に投資してたら、2022年には約150万倍になってたんやで!
■ 他の資産と比べてどうなん?

ざっくりやけど、長期で見たらこんな差があるねん:
- 株式:約150万倍
- 長期国債:約1,100倍
- 短期国債:約300倍
- 金(ゴールド):約2倍
- 現金(ドル):0.05倍(=価値が約20分の1)

株式がべらぼうな数字になってるやん!
これが株式投資の魅力って事か
■ 投資期間とリターンの関係

さらにな、投資って長く持てば持つほど“負けにくくなる”ってデータがあるで!
たとえばアメリカの株式市場では:
- 1年間の投資
→ 最良:+52.6%(1954年)/最悪:−43.8%(1931年)
年によってリターンのブレが激しいんや。正直、短期では運もあるわ。 - 5年間の投資
→ 最良:年率+28.6%(1995–1999)/最悪:年率−6.6%(2000–2004)
プラスの可能性がグッと上がってくる。だいぶマイルドになるんよ。 - 15年間の投資
→ 最良:年率+18.9%(1985–1999)/最悪:年率+4.0%(1965–1979)
なんと過去のどの15年でも「必ずプラス」になってるんや!!
っていう研究結果も出てるんや。

へ〜、数字で見るとほんまやな!長く持つだけでこんなに違うんや!
過去のデータでは15年以上投資したら最悪の場合でも年利4%あったってことか

短期より、長く持ってコツコツの方が“確実性が高い”ってわけやねん。
■ 長期投資が資産形成に向いてる理由は?

長期投資にはこんなメリットがあるんや:
- 相場の短期的な上下に左右されにくい
- 複利の効果がきいてくる
- 精神的にも振り回されにくい(ドーンと構えてられる)

短期で当てる投資もあるけど、資産形成を目的とするなら、やっぱり長期でコツコツ積み上げていくのが王道やな!
■ 長期投資はインフレ対策にもなる

さっきの話やと現金の価値は200年で約20分の1になるってことやん。

そうそう、実は現金(たとえば円やドル)ってな、持ってるだけやとちょっとずつ価値が目減りしていくんよ。
その原因が「インフレ(物価の上昇)」やねん。
昔は100円でおにぎり食べれたけど、今は100円で買えるとこは少ないやろ。

なるほど〜、それがインフレか。
つまり、「減らさへんためにも投資が必要」ってことやな。

そうやな、「現金は減る」「投資は増える」ってこと。特に株式は、企業の利益や売上がインフレに合わせて増えるから、インフレに強い資産って言われてるんよ。
▼ まとめ
- 株式は200年間で最も成長した資産(約150万倍!)
- 長期で投資するほど、マイナスになるリスクは小さくなる
- 15年以上の投資なら、どの時期でもプラスになっている
- 現金はインフレで価値が下がっていく
- 長期投資は“インフレ対策”にもなる、王道の資産形成法!
まぐのメモ
長期投資の本質って、結局「“時間”を味方につける」ことやと思うで。
- 短期ではブレが大きいけど、長期ならプラスになる可能性がぐんと高まる
- 株式はインフレにも強くて、現金より“守り”の役割もある
- 続けるには、生活にムリのない金額でコツコツ積立することが大事
時間と複利の力を信じて、焦らず、慌てず、地道に続けていこな!