■RSIって何?

チャッピー、チャート見てたら「RSI」って指標あるやん?正直、なんなんこれ?どんな意味があるん?

RSIはRelative Strength Index(相対力指数)の略で、
「今の株価が買われすぎか、売られすぎかを数値で見える化したもの」や。
0~100の範囲で、数字が大きい=買われすぎ、小さい=売られすぎって判断するんや。
■どうやって計算するん?

ふーん。でも、どうやってその数字を出してるん?

簡単に言うとこうや:
RSI=「上昇幅の合計 ÷ (上昇幅+下落幅) × 100」
もうちょい具体的に日足の場合で説明すると、
①過去14日の終値の変化を見て、
②上がった日の値幅と下がった日の値幅を足す、
③上昇分の割合を%にするんや。
たとえば、14日間で上昇幅70円、下落幅30円なら:
RSI=70 ÷ (70+30) ×100=70%
つまり、過去14日間で上昇が多かった=RSI70=買われ気味ってことや。
ちなみに、14日が一般的やけど、9日や25日に設定する人もおるで。

なるほど、計算式は覚えきれそうにない感じやけど、めっちゃシンプルにいうと、「上げた日のパワーが強いか、下げた日のパワーが強いか」ってこと?

その通り!直近の買い・売りの力を割合で見とるんや。
■何を判断する指標?

で、この数字どう見たらええん?

基本の目安はこうや:
・RSI70以上 → 買われすぎゾーン
・RSI30以下 → 売られすぎゾーン
■70や30になったら売買?

RSIが70超えたら売りで、30以下なら買いってこと?

そこがポイントや!
大事なのは「超えた瞬間」じゃなく「勢いが変わった瞬間」や。
・70を超えてから下がり始めたら → 売りサイン
・30を割ってから戻り始めたら → 買いサイン
RSIはモメンタム(勢い)を見る指標やから、“反転の兆し”が大事なんやで。
■ジェットコースターで例えると?

勢いの変化ってピンとこないな…。例えで説明して!

RSIはジェットコースターの動きやと思ったらええで!
70を超えた状態=ジェットコースターが一番上にいるけど、それだけじゃ落ちへんよな?
大事なんは下り始めた瞬間や。
これが「売りサイン」。
30以下=底のどん底。
でも、上がり始めた瞬間が「買いサイン」。
「どの高さにおるか」より「どっち向きに動き出したか」や!
■長期投資家はどう使う?

自分みたいな長期投資家も、RSIって見る意味ある?

RSIは短期のテクニカルやから、長期投資ではあんまり使わんでもええけど、
「押し目を狙うときの補助」にはアリやな。
たとえば、高配当株でRSIが30以下&ファンダ問題なしなら「拾いどきかも」って目安やな。

なるほどね。
「株価が底を打ったかな?」って判断材料の一つくらいに考えとくわ

RSIは便利やけど、トレンドが強いときは70超えたまま上がり続けることもあるし、30を下回り続けることもある。
30を超えたけどすぐにまた割り込むみないなダマシもあるで。
トレンド相場ではRSIは移動平均線やMACDと組み合わせる方がいいな。
なんにせよRSIだけで売買判断は危険!トレンドや出来高や業績とセットで見るのが鉄則やで。
RSIはあくまで他の指標とセットで見る補助指標や!
■まとめ
- RSI=「買われすぎ・売られすぎ」を示す指標(0〜100)
- 70以上=買われすぎ、30以下=売られすぎ
- 重要なのは「勢いの変化」→ 70から下がる/30から上がる
- ジェットコースター:頂上で止まるだけじゃなく、下り始めがポイント
- RSIは補助指標。必ずファンダとセットで!
- 結局は勢いと反転がカギ
まぐのメモ
RSIの意味、やっとスッキリした!
これまでなんとなく「70超えた=買われすぎ=売り、30以下=売られすぎ=買い」って思ってたけど、それやと浅かったな。
「70超えたら売り」じゃなく「70を下回ったら」っていう見方は目からウロコや。逆も然り。
長期投資やとメインではないけど、押し目のサインとしては面白い。けど、結局はファンダ重視やな。
大事なのは「勢いが変わったタイミング」ってこと。
ジェットコースターの例え、めっちゃしっくりきたわ!