■CPIって?

チャッピー、ニュースで「CPIが上がった」とか「CPIが予想を下回った」って聞くけど、「CPI」って何なん?

CPI(Consumer Price Index/消費者物価指数)ってのは、ざっくり言うと「モノやサービスの値段がどれくらい上がってるか」を測る物差しや。
政府が毎月いろんな商品の値段を調べて「生活費がどれくらい変わったか」をまとめてるんやで。
■どんなものを調べてる?

つまりCPIって「生活の実感に一番近い物価」ってこと?

そうそう!
食べ物、電気・ガス代、家賃、交通費、教育費、外食代まで、生活に関わる幅広いモノをカゴに入れて平均してる。
だから「インフレしてるかどうか」を知るのに一番使われるんや。

生活実感とつながるんやな。
■CPIの計算方法

CPIって「物価を測る指標」ってのは分かったけど、実際どうやって計算してるん?

CPIは「基準年=100」と決めて、そこからどれくらい物価が上がったか下がったかを計算してるんや。
生活に使うモノやサービスを“カゴ”に入れて、その合計金額を基準年と比べて指数化してるイメージやな。
■カゴに入れるって?

カゴに入れるって、具体的にはどんな感じ?

例えば食べ物、家賃、電気代、交通費、外食、教育費とか。
数百種類の品目を対象にしてて、それぞれ「家計の支出で占める割合=ウェイト」をつけてるんや。
たとえば食費が25%を占めるなら、CPIでも25%の重みで計算されるってことやな。

なるほど!基準年と比べてどれくらい値段が動いたかを数字にしてるんやな。

そうそう!
例えばリンゴが基準年では1個100円やったのが、今110円になったとする。
「110 ÷ 100 × 100 = 110」ってことでリンゴの指数は110になる。
これを全部の品目で計算して、重みづけして平均したものがCPIや。
■カゴの総額を基準年と比べて

おお、そう聞くとめっちゃシンプルやな。
結局「生活費カゴの総額を基準年と比べて何%増えたか」ってことか。

その理解で完璧や!
だからニュースで「CPI前年比2%上昇」って出てたら、「生活に必要なモノ・サービスの平均価格が1年前より2%上がった」って意味になるんやで。
■CPIとインフレの関係

じゃあCPIが上がる=インフレってことか?

その理解でOKや。
CPIが前年比で2%上がったら「物価が2%上昇=インフレ率2%」ってことになる。
逆にCPIが下がればデフレ傾向やな。
■コアCPIって?

ニュースで「コアCPI」って言うやん。あれは何なん?

コアCPIは日本では「値動きが激しい生鮮食品を除いたCPI」のことや。
野菜の値段って天候や国際情勢でブレやすいやろ?
それを除いて“基調的な物価上昇”を見やすくしたのがコアCPIや。
■コアCPIとコアコアCPIの違い

コアコアCPIってのもあるん?
言い間違いかと思ったらちゃんとコアコアって言ってたわ。

コアコアCPIはコアCPIから更にエネルギーも除いたものやな。
近年は「エネルギー価格も上下が激しすぎる」ってことで“ぶれにくい数字”を基調判断に使いたい時にコアコアCPIが重視されるで。
- 総合CPI
食品・エネルギーを含めた、全部込みの物価指数。
生活実感に一番近いけど、ガソリンや野菜の値段みたいに変動が激しいものも含むから、数字がぶれやすい。 - コアCPI
生鮮食品を除いたCPI。
日本銀行や総務省統計局がよく使う。短期的に乱高下しやすい生鮮食品を外して「基調の物価」を見やすくしてるんや。 - コアコアCPI
さらに「エネルギー」も除いたCPI。
つまり「エネルギー+生鮮食品を除いた物価指数」。
変動の大きいエネルギー+生鮮食品を外すことで、より安定的に「物価の基調トレンド」を見る狙いがあるんや。

日本では「コア=生鮮食品除く」が基本で、アメリカは「食品+エネルギー除く」をコアって呼ぶからややこしいねん
■中央銀行との関係

じゃあ日銀とかFRB(アメリカの中央銀行)がよく言う「インフレ目標」って、このCPIのことなん?

近いけど、完全にイコールではないんや。
中央銀行が目指してるのは「物価安定=インフレ率を大体2%前後に保つこと」やねんけど、その参考にされる代表的な指標がCPIやな。
ただ、アメリカのFRBはCPIよりも「PCEデフレーター」って別の物価指数を重視してるし、日本の日銀もCPIだけを見てるわけやないんよ。
■PPIとPCEもあるで

ほかにも物価指数があるってこと?

あるある。ざっくり紹介するとこんな感じや👇
- PPI(Producer Price Index/卸売物価指数)
企業同士の取引価格、つまり「企業が仕入れる側の物価」を測る指標や。
商品が消費者に届くときの価格指標CPIよりも前の動きで、早めに動くことが多いから「先行指標」として注目される。 - PCEデフレーター(Personal Consumption Expenditures Deflator)
アメリカのFRBが重視してる物価指数。
CPIよりもカバー範囲が広くて、家計が実際に使う支出をベースにしてる。
ニュースでも「FRBはPCEを重視している」ってよく出てくるやろ。
■CPIと投資の関係

CPIって投資家から見ても大事なん?

めちゃ大事やで!
CPIが上がりすぎる=インフレが強すぎると、中央銀行(日銀やFRB)が利上げを検討する。
逆にCPIが弱い=物価が上がらんときは、利下げの可能性が出てくる。

金利は株価や為替に影響するから、CPI発表の日は株価や為替が大きく動いたりするんか。

そういうことや。
投資家は「CPIが予想より高いか低いか」→「金利が上がるか下がるか」で敏感に反応するんやな。
■長期投資家の視点

長期投資家としてはCPIをどう見たらいいんやろ?

長期投資家にとっては、CPIの月ごとの数字で右往左往する必要はないよ。
でも「インフレ率2%くらいが望ましい」っていう目安を知っておくと安心や。
インフレが強すぎても弱すぎても経済が不安定になるから、中央銀行がそこを狙って調整してるんやな。

なるほど。
CPIは「経済が熱すぎるか冷えすぎるかを教えてくれる体温計」みたいなもんやな。
■まとめ
- CPI(消費者物価指数)は、私たちの生活に直結するモノやサービスの値段を集めた「物価の体温計」
- 総合CPI・コアCPI・コアコアCPIの3つがあり、何を除外して見るかで「ブレやすさ」と「基調トレンドの見やすさ」が変わる
- 日本とアメリカでは「コアCPI」の定義が違う点も要注意
- 中央銀行は物価安定(インフレ率2%前後)を目標にしており、その参考としてCPIが注目される。ただし完全にイコールではなく、FRBはPCEデフレーターも重視している
- 投資家にとってCPIは短期では株価や為替を動かす重要イベント、長期では「物価安定の目安」として押さえておくべき指標
まぐのメモ
CPIってニュースではよく聞くけど、「生活の実感に近い物価を数字で表してる」って知ったら一気に親近感がわいた。
普段の買い物や電気代が上がってるな~って思うのも、ちゃんとCPIに反映されてるんやな。
投資家の立場からすると、CPI発表で株価がドンと動くのは短期の世界。
自分は長期投資派やから、そこに振り回されすぎんように気をつけたい。
むしろ「インフレ2%くらいが健全で、経済も安定する」っていう大きな目安を頭に入れておくだけで十分やなと思った。
結局はCPIも「経済が熱すぎるか冷えすぎるかを測る体温計」って捉えて、安心して積立を続けていく材料にしていきたいな。