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【お金の言葉 #088】恐怖&強欲指数ってなんやろ?

お金の言葉

■恐怖&強欲指数って?

まぐ
まぐ

チャッピー、「恐怖&強欲指数が下がった」とか見たことあるんやけど、これってなんなん?

チャッピー
チャッピー

恐怖&強欲指数(Fear & Greed Index)は、投資家の心理を「0〜100」で数値化した指標や。
アメリカの大手ニュースメディアCNNが毎日発表しとって、株式市場の「今の気分」をざっくり表すんやで。

■仕組み

まぐ
まぐ

心理を数値にするって、どうやってるん?

チャッピー
チャッピー

7つの要素を組み合わせて計算しとるんや。👇

  • 株価のモメンタム:S&P500と125日移動平均線との乖離
  • 株価の強さ:新高値・新安値の数
  • 売買の出来高:上昇時に取引量が増えてるか
  • VIX(恐怖指数):市場全体の不安感
  • プット・コール比率:オプションの売買動向(保険を買う人が多いか)
  • ジャンク債スプレッド:リスクの高い社債と安全資産の利回り差
  • 安全資産需要:国債がどれくらい買われてるか
チャッピー
チャッピー

これらを総合して「0〜100」で投資家の心理を表すんや。

まぐ
まぐ

これならマーケットの雰囲気を直感的につかむことができるな。

■数値の目安

まぐ
まぐ

具体的に数字はどんな意味なん?

チャッピー
チャッピー

だいたいの目安はこんな感じや👇

恐怖&強欲指数投資家心理の状態
0〜20極端な恐怖:みんな売り急いでる
21〜40やや恐怖:弱気が優勢
41〜60中立:バランス取れてる
61〜80強欲モード:買いが先行
81〜100極端な強欲:バブルっぽい雰囲気
チャッピー
チャッピー

つまりこの指数は「投資家の気分メーター」みたいなもんやな。

■実例

まぐ
まぐ

過去のショックのときは恐怖&強欲指数の動きはどんな感じやった?

チャッピー
チャッピー

過去の例で見るとわかりやすいで👇

年月指数値状態代表イベント/背景
2008年9月12極端な恐怖リーマン・ショック
2012年9月90以上極端な強欲QE3(米FRB量的緩和第3弾)
2013年4月92極端な強欲米株バブル警戒
2018年12月25日2極端な恐怖クリスマスショック
2020年3月12日2極端な恐怖コロナショック
2020年11月69強欲ワクチン期待で株式急反発
2022年6月3極端な恐怖インフレ懸念・相場急落
チャッピー
チャッピー

大事件のタイミングで市場の心理が動いてるのがよく分かるな。

まぐ
まぐ

数字と実例がセットやと、イメージしやすいわ。

■投資家からの見方

まぐ
まぐ

投資家はこの数字をどう使うん?

チャッピー
チャッピー

ポイントはここや👇

  • 20以下(恐怖)のときは「売られすぎ=買い場かも」と見る投資家も多い
  • 80以上(強欲)のときは「過熱しすぎ=そろそろ下がるかも」と警戒される
  • 逆張りのヒントになることが多いけど、必ず当たるわけやない
チャッピー
チャッピー

極端に高い、低いときには注目されるな。
ただし短期の心理指数やから、長期投資では「参考程度」でええで。

■まとめ

  • 恐怖&強欲指数=投資家心理を0〜100で見える化した指標
  • CNNが毎日発表、7つの要素から算出
  • 20以下は恐怖、80以上は強欲
  • 過去の相場イベントで大きく振れた実績あり
  • 「逆張りのヒント」として短期投資家に注目される

■まぐのメモ

恐怖&強欲指数は「投資家の気分を数字にしたもの」って感じやな。

人間の感情が数字になると「なるほど、みんな怖がっとるんやな」って冷静に見れるのがええと思った。

ただ、あくまでもひとつの指標やから、指数に振り回されすぎんように、長期投資の軸はしっかり持っときたいな。

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